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八濱漂泊傳

ダラシナイデラシネ記

天気が良い日に、まな板を削らないほうがよい

2009-04-28 23:47:00 | 暮らし

 

本日は!

がらくた市 で見つけた まな板 を削った!

 

Img_0883

 

素材はポリエチレンかな?

 

電気かんな でよく削れるのだが・・・・

 

 

これが、

うまくいかない。

 

Img_0888_2

 

削ると、真っ白になるので・・・・

 

太陽光線の反射で、目がショボショボになって

電気かんな の削り具合がまったく見えない。 

 

気がつくと、段差ができまくりで・・・・ 挫折!

 

再度、手入れの悪い

手かんな で挑戦すると丸く削れて・・・・ 挫折!

 

次は、

電気サンダー も試みてみたが・・・・ 挫折!

 

 

結局、

裏側を漂泊して使おう! ということになった。

 

 

作業の途中、

近所の Nさん が現われた。

 

Nさん は世界の海を駆巡った 船乗り である。

 

 

往年の船乗り Nさん に 

 

 「いつになったら、そのまな板にのる

 大きな魚釣るんかい?」 と言われて・・・・

 

 

 苦笑した!

 

 

 

大きなまな板 で

小さな鯵 をさばくところが・・・・ 

 

高原正伸建築設計事務所 なのである。

 

 

 

大日本 を視野に入れて

糸島 からメッセージを発信するところが・・・・

 

糸島生活文化研究所 なのである。

 

 

 

なんて気持ちでいても・・・・

 

 

世界の海 を知っている Nさん から見れば

小さな話かもしれないとも思った。

 

 

 

世界の海 かぁ・・・・

 

 

 

 

 


引越しから丸1年

2009-04-17 23:53:08 | 暮らし

 

本日は!

志摩町波津(初) の話。

 

この4月で、

引越しから丸1年となる。

Img_9616  

 

旧診療所跡 で

生活をはじめて丸1年となる。

 

 

夏の暑さ、冬の寒さ・・・・

 

予想以上の過酷さだったけど

それなりに身体は慣れるものだ。

 

 

不気味な

ポルターガイスト にも慣れたし、

 

屋根裏に住む

面識のない謎の50代の女性 とも

顔を合わさずに1年が過ぎた。

 

 

住み始めた頃は

6ヶ所の雨漏りに閉口したが、

今では、すっかり 自然治癒 してしまった。

 

 

糸島での人脈も

ビックリするほど増えた。

 

あの人、この人、どんな人?

 

オモシロイ人 の紹介で

オモシロイ人 に出会う!

 

その、 オモシロイ人 の紹介で

次の、 オモシロイ人 に出会う!

 

そのまた、 オモシロイ人 の紹介で

その次の、 オモシロイ人 に出会う!

 

こっちも、すっかり感化されて

オモシロイ人 たちにもまれて

オモシロイ人 となる!

 

 

こっちは、 変わり者 なので

人との付き合いは、しばしば

義務的な演技となるので億劫だったが・・・・

 

オモシロイ人 たちとは

そのまんま で付き合えるので、ずいぶん楽しい。

 

 

糸島は変な場所だ! と思う。

 

 

 

 


畳と日本文化

2009-01-23 23:55:00 | 暮らし

 

本日は!

またまた、ぐっと冷え込んできた。

 

隙間風が心に染みる!

 

が、

 

昨日から敷いた 古畳 の上は快適で・・・・

 

Img_7141

  

以外にも、

 

畳が敷けるかどうかの

身分の違い を実感できた。

 

 

隙間風に震える板敷き と

断熱効果あふれる畳敷き を経験すると

日本の歴史がよくわかりました。(建築家談)

 

 

やんごとなき 平安貴族 になった気分で

絵巻物ごっこ をするのもおもしろい。

 

幕末の政治犯 になった気分で

牢名主ごっこ をするのもおもしろい。

 

畳をパッと楯にして 手裏剣 をかわす

忍者赤影ごっこ をするのもおもしろい。

 

畳の下に 1万円札 を敷き詰めて

3億円事件 ごっこをするのもおもしろい。

 

 

やあ、ホント

畳の認識 も変わり、

日本文化の認識 も変わりました。(建築家談)

 

 

 

 

 

   


イ草の匂いは、故郷の匂い

2009-01-22 23:13:00 | 暮らし

 

本日は!

古畳をもらった。

 

古民家の巨匠 藤原建設さん から

古畳をもらった。

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なんでも、

 

藤原さん 曰く・・・・

 

「今まで寒かった部屋に畳を敷くと

 見違えるように温かくなった!」  らしい。

 

「古い診療所跡の隙間風に耐えている

高原さんも畳を敷くと良い!」  ということで、

 

古畳をもらった。

Img_7135

 

なんだか、

建設会社の社長 と 建築設計事務所 とで

取り交わす会話にしては 笑える。

 

高気密、高断熱の時代 に逆行する

アナログな会話に 笑える。

 

  

さっそく、

 

作品 即席コタツ の下に古畳を敷くと

これが本当に温かくてありがたい。

Img_7141

 

懐かしい日本人の床感覚!

Img_7144

 

 

パートナーの ヒマコ 曰く、

 

地元の人に古畳をもらうことは、

田舎暮らしの第一歩! らしい。

 

 

 

そういえば、

 

岡山 八浜 の実家は 高原畳店 で、

祖父は腕のいい畳職人だった。

 

畳屋の孫が

古畳をもらう構図に 笑える。

 

 

思えば、

 

子供の頃から 

まっさらな畳の匂い が苦手だったなあ。

 

 

 

あの イ草の匂い! 

 

 

 

 


船上生活は別府で・・・・

2009-01-14 23:48:00 | 暮らし

 

本日は!

おっそろしく寒い。

 

無気密、無断熱を誇る

糸島生活文化研究所 には過酷な状況だ。

 

ストーブの熱が

瞬く間に壁や天井に吸い込まれてゆく。

 

 

やっぱり、

家に 断熱材は必要か! と  

身をもって、思い知りました。(建築家談)

 

 

 

それにしても、

昨日まで滞在した

別府鉄輪 の 貸間 の

ヒーターがうらやましい。

 

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温泉水利用のスグレモノ。

 

ゆる~い熱で、

部屋は暑くも無く、寒くも無く。

 

 

ガスでもなく、

石油でもなく、

電気でもなく、

 

別府鉄輪 には地球のエネルギーが

大量に放出されていた。

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Img_6712

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湯煙のひとつひとつが

ああ、もったいない。

 

 

いつの日か、

夢の 船上生活者 となったなら・・・・

 

寒い冬の間は、

別府に舫を取ろうと、心に決めた。

 

 

 

 


現代病

2009-01-03 23:41:33 | 暮らし

 

本日は!

平熱 に戻った。

 

けど、

 

頭痛 が残る。

 

 

正月用に、

いっぱい仕事を残していたのに

全部、予定が狂ってしまった。

 

 

予定を全部 オフ にして

ゆっくり寝るのが一番いいのだけれど

 

何もしないで、

布団の中で一日が終わると

 

わりと、 焦る!

 

焦る ところが健康に悪い。

 

 

すなわち、 

 

これ、 

 

現代病なのだろう!

 

 

 

 

 


ガンバッテクダサイ、ボクハモウネマス

2009-01-02 23:31:34 | 暮らし

 

本日は!

熱が 38.7度 もある。

 

この熱エネルギーで

発電できないだろうか?

 

 

きっと、

 

作品 「即席コタツ」 で

越冬精神力 がゆるんだことが

原因かもしれない。

 

 

不覚!

 

 

こうなれば、

自分の身体 に戦ってもらうしかない。

 

 

ガンバッテクダサイ、ボクハモウネマス。

 

 

 

 


人生、キビシィ~ネ~!

2008-12-08 23:42:00 | 暮らし

 

本日は!

暮らしのことを真面目に考えてみた。

 

いつも乗る、

昭和バス イトシマ号 は

前原の 南風台 という住宅地を通過する。

 

バスの窓に映る 南風台 は、

 

日本全国、どこにでもある

新興住宅地な風景 の住宅地。

 

 

糸島 という絶品の自然風土に囲まれながら

糸島 という キーワード ひとつ無い住宅地。

 

車海老の産地 で 加ト吉のエビフライ 

食べているような感じ。

 

 

暮らし方には、

いろいろあるけれど・・・・

 

 

糸島 だけでなく、日本全国に広がる

 

 同じような住宅地・・・・

 同じようなスーパー・・・・

 同じような家族・・・・

 同じような暮らし・・・・

 

    Oh,Oh,Miss Brand-New Day

  みな同じそぶり

  Oh,Miss Brand-New Way

  誰かと似た身なり

  ・・・・

 

この風景が違和感なのか?

違和感を感じる自分が

違和感を振りまいているのか?

について考えてみた。

 

 

新興住宅地を畑にたとえると・・・・

 

さしずめ、

そこで暮らす人たちは 

耕された畑で充分な肥料と水を

与えられて生産される同一規格の野菜のようだ。

 

 

糸島生活文化研究所 が望む暮らし方は

 

先日おじゃまして、目からウロコが出た

松尾農園の 「自然農」 で育つ野菜。

 

雑草や虫たちと共存共生する

力強い野菜 の生き方。

 

 

 

 

だけど、

自分自身にパワーと精神力が無ければ

雑草や虫たちに負けて

生きていけないのも事実。

 

 

う~ん、

 

人生、キビシィ~ネ~!

 

 

 

 

 


二八の論理

2008-12-04 23:13:00 | 暮らし

 

本日は!

半農半X の話。

 

半農半X とは

半分自給的農業 と 半分好きなこと をして

暮らしていくという考え方。

 

じゃあ、

自分はどうだろうか? と考えてみた。

 

 

半建築家半X ってとこかな?

 

いや、

 

二分建築家八分X ってとこだろう。

 

二八 の蕎麦式パーティション設定だ。

 

 

建築家の職分 は 二分 くらいでちょうどよい。

 

 

ちょっと昔まで、

十分建築家 をめざしていたので

無理もしたし、自己矛盾にも苦労した。

 

二分建築家 と割り切ったところ

ずいぶん楽になって、視野が広がった。

 

糸島パラダイス にも巡り会えた。

 

  

ところが、問題なのは 八分のX!

 

 

その X が見つからない。

 

その  を探して漂泊している。

 

 

だが、

少しづつではあるが・・・・

 

その  はきっと、

野北彦山 にあるような気がしている。 

  

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それは、

グリーンツーリズム専門学校!

 

 

  


シックシティー症候群

2008-11-01 21:49:00 | 暮らし

 

本日は!

街に出ると頭痛がする話。

 

 

志摩町に移住してから、

博多の街に出ると、頭痛がする。

 

ずっと、

気のせい?と思っていたが

 

この頃、

確信的に、確実に頭痛がするようになった。

 

 

原因は

 

 ・ バス(イトシマ号)で車酔いしている

 ・ 街の人ごみに疲れる

 ・ 街の空気が悪い

 ・ 街に拒絶反応をしている 

 ・ 街の異常な消費活動に恐怖している

 

と、いろいろ考えられる。

 

 

そういえば以前、

コンペの表彰式で東京に行った時もつらかった。

 

あの時は、ガンガン頭痛がした。

 

 

 

たぶん、

 

自分で診察するに、

 

シックシティー症候群 である。

 

シックシティー症候群 は

シックハウス症候群 の延長線上にある。

 

 

これからはもっと

街で暮らしていけない人が増殖するだろう。

 

田舎暮らし は大流行りになるだろう。

 

 

そうなった時は、

 

田舎の素朴な暮らしに

街の暮らしを持ち込まないでほしい。

 

間違いなく、

シックカントリー症候群 を誘発するから。

 

 

 

 


肩こりには、シビレル歌声が効く

2008-10-28 23:27:23 | 暮らし

 

本日は!

マウスを持つ

右手が冷えて右肩、首が痛い!

 

本日だけでなく

 

この頃、ず~っと

マウスを持つ

右手が冷えて、右肩、首が痛い!

 

マウスをクリックする指の動きすら

おっくうになる、そんな痛み。

 

 

 

あんまり痛いので

 

100円玉 をポケットに入れて

志摩町総合保健福祉センター

 「ふれあい」 のお風呂に行く。

 

100円玉 で行けるお風呂はありがたい。

 

 

本日のお風呂は、

年配のオジサン とふたりっきりだった。

 

年配のオジサン がイイ気分で

鼻歌を唄っていたんだけど・・・・

 

そのうち、

 

だんだん声が大きくなって

 

最後は渋い喉で 『女の道』 を唄ってくれた。

 

 

ぴんから兄弟 『女の道』 だ!

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昭和の、シビレル歌声だったなあ~。

 

 

 

おかげで、

痛みがやわらいだみたい。

 

 

 

 


ネットは百害あって一利くらい

2008-10-26 21:09:25 | 暮らし

 

本日は!

迷惑メールの嵐。

 

日本中で降り注ぐ

迷惑メールの数は

いったい何通くらいだろうか?

 

老若男女、関係無しに

降り注ぐメールの嵐の中で

 

子供たちは、

どのように育つのだろうか?

 

 

いかがわしい

迷惑メールを削除するたび

 

日本は、そのうち必ず崩壊する と確信する。

 

 

毎日、

迷惑メールを送信している人たちは

どんな理性で生きているのだろうか?

 

 

 

ネットは百害あって一利くらい

 

 

そのうち、

 

世論が、

不吉な統制を歓迎するような

空気にならないことを願う。

 

 

 

 

 


ぼんやり光っている!

2008-09-28 23:40:54 | 暮らし

 

本日は!

謎の 避難口誘導灯 の話。

 

 

糸島生活文化研究所 の玄関には

 

緑色の 非常口 と書いた

避難口誘導灯 がある。

 

 

昔、ここが診療所だった時の

なごりの 避難口誘導灯 である。

 

 

この、 避難口誘導灯 がかなり怪しい。

 

Img_3706  コレ!

 

 

普段は消えているのに

突然、ぼんやりと光るクセがある。

 

 

 

よくある、

 

ポルターガイスト の一種だろうと

 

気にもとめていなかったのだが・・・・

 

 

 

どうやら、

 

ぼんやり光る時は

なんらかの法則があるようだ。

 

 

 

今のところ、

次の4つの法則が当てはまる。

 

 

 1.仕事をサボった夜に光る!

 

 2.生活が苦しくなった夜に光る!

 

 3.嘘をついた夜に光る!

 

 4.ヒマコ に叱られた夜に光る!

 

 

 

この頃、

 

ずっと、

 

ぼんやり光っている。

 

 

 

この頃、

 

ずっと、

 

僕は ぼんやり している。

 

 

 

 

アーメン!

 

 

 

 

 


グッときて・・・・

2008-09-23 23:49:00 | 暮らし

 

本日は!

のんびりとした

1日が過ぎて行った。 

 

 

勝丸 の閼伽汲みをしたり・・・・

Img_3188

 

 

近くの、

炭焼小屋の火入れ式を

見学させていただいたり・・・・

Img_3685

Img_3676

 

ゆるい時間が過ぎて

心身にちょうど良い。

 

 

今日、1日中

 

炭焼の火入れ式で聞いた

祝詞 が頭から離れない。

 

  高天原に神留座す

  神魯伎神魯美の詔以て 

  皇御祖神伊邪那岐大神

  筑紫の日向の橘小戸阿波岐原

  御禊祓へ給ひし時に生座る祓戸の大神達

  諸々の枉事罪穢れを拂ひ賜へ清め賜へと申す事の由を

  天津神 国津神 八百萬の神達共に聞食せと恐み恐み申す

 

高天原は 前原市高祖山

 

筑紫の日向の橘は 今宿今山と新宮町立花山

 

小戸は 福岡市西区小戸

 

阿波岐原は 今宿青木

 

 

なんて、

頭の中でグルグル考えていると

 

 

グッ ときて、 

 

糸島伊都国が 日本発祥の地 だと実感する。

 

 

なぜ、

糸島伊都国が 日本発祥の地 なのか?

 

 

 

答えは簡単。

 

糸島伊都国に住んでいるから。

 

 

 

きっと、

 

宮崎県に移住したら、

 

宮崎が 日本発祥の地 だと

実感するんだろうな。

 

 


なんぼ、札束を積まれても・・・・

2008-09-12 19:44:28 | 暮らし

 

本日は!

いつも、

貧乏な話ばかりなので

 

たまには、

リッチな話はないのん?

 

と言う、

パートナーの ヒマコ の指摘を受けて

 

リッチな昔話を探して

記憶をたどってみた。

 

 

だけど、

思い出す話は

どれもこれも貧乏な話ばかり・・・・。

 

 

よけいに、

貧乏な気分になってきた。 

 

 

 

リッチな経験は無いが

リッチな世界への扉が

目の前に現れたことは何度かあった。

 

 

 「月々、○○万円出すから

  我が社ヘ来ないか?」

 

 「仕事回すから、早く独立しろ!」

 

 「チーフデザイナーで雇いたい!」

 

 「ウチの顧問になってくれ!」

 

 「ベルサイユ宮殿みたいな

  大豪邸を設計してくれ!」

 

 

そんな話、

 

ぜ~んぶ、断ってきた。

 

 

 

だって、

 

ゴーギャン のところへ

ゴッホ みたいな絵を描いてくれって頼んだら

 

ゴーギャン は絵を描くかい?

 

 

なんぼ、

札束積まれても魂を売らないのが味噌で

 

そんかわり、

表現したい機会が目の前に現れると

6ペンス でもやっちゃうところが味噌なんよ。

 

 

小津安二郎 のところへ

黒澤明 みたいな映画を撮ってくれって頼んだら

 

小津安二郎 は映画を撮るかい?

 

なんぼ、

札束を積まれても・・・・

 

 ・・・・

 

カネに転ばないところが味噌汁で・・・・

 

 ・・・・

 

西宮のヨットハーバーで原節子と・・・・

 

 ・・・・

 

 

 

なんて小声でボソボソ言っていたら・・・・

 

 

ヒマコ の背中は

不気味な氷の刃と化していた。