章魚庵つれづれ通信

日ぐらし硯に向かひて、遊墨三昧、遊印三昧??

江南春

2006年10月18日 | 墨彩画

千里鶯啼いて緑紅に映ず 水村山郭酒旗の風
南朝四百八十寺 多少の楼台煙雨の中
杜牧 (岩波 新唐詩選)

秋晴れが続く毎日で、気持ちはいいのですが、
章魚庵農園は乾燥してカラッカラ。
小松菜もチンゲン菜も少々水をほしがってます。

絵だけでも春の霧雨のしっとりとした感じを。

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2 コメント

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ついに (一休)
2006-10-18 23:59:03
ついに出ましたね!江南の春。名詩中の名詩?章魚庵さまの才能は才能!

ついに、表れざるものなし。



昔、といっても、30年位前でしょうか?

伊丹ジュウゾウという俳優が「才能があるのに、認められない…」なんてことは、現代ではありえない。「怖いのは才能が、すぐ、消費されてしまうことなんだ」(意訳)と言ってました。



私は、こちらの作品を拝見するたびに、なぜか、そのセリフを思うのです…。



尊重されるべき、時間のかかる、ある、何かを。
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一休さま (章魚庵)
2006-10-19 16:01:58
>認められない… 

こともあると思うんですがねー。現代でも。



>怖いのは才能が、すぐ、消費されてしまうこと

いやー、怖い。本当に怖い。

ジュウゾウざんは才能を消費し尽くし、

さらに命まで消費してしまったのでしょうか?

それとも誰かに消費されてしまったか?



>尊重されるべき、時間のかかる、ある、何かを。



う~!「ある、何かを」に深く悩んでおります。
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