まほろば俳句日記

毎日見たこと聞いたこと感じたことを俳句にします。JーPOP論にチャレンジ。その他評論・エッセー、学習ノート。競馬も。

【感謝】パーフェクトな女性歯科医と助手・・いよいよ晩秋へ/新俳句日記2016

2016-10-26 02:23:58 | 日記
平幹二郎死す秋嶺の見当たらず   まほろば
昨日火曜日は30年ぶりの歯科治療のスタート日だった。天気は一日小雨模様で、昼間から肌寒かった。歯科医院は徒歩15分程度の近所のマンションの一角にあるアットホームなものだったが、女医さんも助手の女性も驚くほど親切で、事細かく説明してもくれて安心出来るものであった。ここにも時代の変遷が感じられた。何しろ30年ぶりなので、隅々までガタが来ていて、年内にはとても収まらないようだ。帰りに角川俳句賞発表号の「俳句」11月号を購入した。こちらもほぼ30年ぶりに再入門して、必死の失地回復でもせいぜい小結社の新人賞止まりの身には全く関係の無い世界だが、多少なりとも関わりのある中堅・新鋭俳人2名が予選を通過しており、一応手許に置くことにした。私も年内はいくつかの賞に応募を予定しているが、角川俳句賞などの大げさなものとは少しばかりニュアンスが違っている。季節はいよいよ深秋から晩秋へと移ってゆく。公私ともに激しく動き始める。そんな中で、私にとって俳句(詩)とは誰にも明かせない、明かす方途の無い何ものかである。・・・《続く》

菊花賞・大河ドラマ・日本シリーズ・・秋晴れの一日/新俳句日記2016

2016-10-24 14:32:55 | 日記
野紺菊杉本清の名調子(山あり谷ありの淀三千メートル)  まほろば
今日は雲一つ無い秋晴れである。このところ雲の多い日が続くかと思えば、30度近い蒸し暑さが戻ったりと不安定な日が続いている。久し振りに身も心も晴れやかな一日を過ごしたい。20日締切の投句がやっと整った。これから投函して、本業に集中したい。帰宅後は、各賞への応募の準備に入りたい。秋競馬のGⅠシリーズや日本シリーズなど楽しみは多い。大河ドラマもいよいよ大阪の陣である。紅葉の便りが届く前にもう一花咲かせておきたい。・・・《続く》

秋冷の街/新雑句雑感(130)~プロローグ5の終わり

2016-10-20 02:28:33 | 新雑句雑感
秋燕ノーベル賞にボブ・ディラン  秋の蚊をはらえば天地どよめけり  残る蚊や確かに吸へる私の血  王朝交代静かに終る鬼やんま  老蝶の最終章に不死とあり  エコノミー症候群いまも秋惜しむ  地上には地上の倣い秋の蝶  アベルとカイン地上に溢れ小鳥来る  秋澄むや望郷酒場に私がゐる  長き夜の北京原人復元図  秋日影流れて金子兜太の死  駅前公園誰もが未熟秋の声  秋の蚊は私の過去が好きらしい  あの世とはこの世のどこか天の川  築地市場移転果たせずそぞろ寒  人生の機微猫に聞く夜長かな  行く秋の亡母に給ひしハーモニカ  秋深し山本太郎の自由党  秋立つや今もあなたの私とあり  

撫牛/新一人吟行記

2016-10-18 22:38:34 | 一人吟行記
晩秋のクレーン鋼の空よぎる  深秋のコインランドリーあらいぐま  鋼屑アルミ銅鉛秋深む(近隣の廃材業者) 東京の綿麻綱糸秋涼し(東京綿麻綱糸株式会社/取り扱い商品が社名に) 足首のブレスレットや星月夜  撫牛を撫でて素秋の光ります(北野神社)

【俳壇3悪】結社・協会・総合誌・・上下とも10度台の日が続く/新俳句日記2016

2016-10-18 09:20:31 | 日記
秋思濃し座の文芸の夢はるか   まほろば
今日も昨日に続き気温は20度に達しないようだ。日差しもほとんどない。秋らしい不安定な天候である。8日の結社大会以来の体調悪化も何とか持ち直し、今日は久々に業務に集中出来そうだ。終了後、句作も数十句(推敲前)は必要である。ダメではない方の結社への投句や総合誌への投稿が待っている。ヤフーにもブログを開設しているが、30歳代半ばのよく知られた新鋭俳人が俳壇を上手く泳いでいる。私とは親子に近い年齢差があるが、俳句に対するハングリー精神は共通している。彼のシビアな生き方は大変参考になる。私も30年近いブランクを挟んで3年前に再入門したが、実にシビアなやり口を押し通して来た。・・・《続く》