虚空のせせらぎ/新俳句日記

今日は久し振りに２０度台後半（２７度）まで上がりましたが、夜になると雨となり急に肌寒くなりました。これは初夏の頃にソックリで、まだ夏が終って欲しくなかった私としては大歓迎です。明日は２９度になるとのことです。同人誌の寄稿文がわずか３枚（１頁分）なのにまだ書けていません。句の方はもうセレクトしてあるので先に送っておくつもりです。この雑誌は郷里の中学の先輩で俳句（短詩）評論家の谷口慎也さんが編集・発行しているもので大変に勉強になります。とりわけ文章を書けるところが大きなメリットとなっています。明日には下書きだけでも仕上げておきたいところです。・・・《続く》

夢よ
幻の野よ
虚空のせせらぎよ
魂は快癒せり（高原耕治兄に捧ぐ）

遊行記（１）/連衆７２号

愛飢（あいうえ）を問はず語らず蝉の殻
色々ありましてと誰かが言った夏の果て
真直ぐ歩けば必ず転ぶ白い秋
マツコ・デラックスそいつは仏よ一遍忌
小さいおじさんは遊行者なのか酷暑の日
どこまでが放置自転車でどこからが私か
絶縁状ペタペタ自分の脚で歩いていた
自衛隊に入ろう壇蜜は晩夏の人
亡骸に往復ビンタの兵隊さん
秋暑し新宿駅裏紅とんぼ