列車の車窓は心の窓

我が家の住人は電車がとても好きなので、車がありません。電車とバスで出かける日本の旅

名鉄全線乗りつぶし(11) 日間賀島(1)

2006年12月23日 | 遠くへ旅行

8月2日 (水曜日・晴れ


 つづき

 高速船は、日間賀島東港に入り、その後少し戻るような形で西港に入りました。

 人がたくさんいる西港近くの風景は、離れ小島のそれには見えませんでした。港近くの通りを歩くと、とても落ち着いた通りではあるのですが、島でなくどこかの太平洋沿いの町に思えてきました。7ヶ月前に沖縄県の大東島に行った自分にとっては、ここと大東島を比べると、同じ離れ小島でもギャップがありすぎたのです。

 ちなみに、日間賀島の面積は0.77k㎡です。(注1) これはどのくらいの面積かというと、皇居の約半分~6割といったところ。東京のど真ん中にある皇居よりも狭い島があるとはびっくりです。そして、この島に住む人の数は2,283人。(注2)人口密度は1k㎡あたり3,000人近くまで迫っています。(人口密度がここより少ない市はいっぱいあるはず。)今日は観光客が多数押し寄せていますから、3,000人をさらに超えているわけです。

 港の左側に大きな海水浴場があり、人々は思い思いに遊び、ビーチでくつろいでいます。「港湾工事中 立入禁止」と書かれた看板の向こうでは、釣り客が糸を垂らし、小さな子供が堤防を走っていました。僕一人だけが周りの観光客と全然違ういでたちです。が、ここにいる多くの人たちと自分とを比べれば、島に来る目的がそもそも違っているのだから、服装も違っていいのです。

 このブタでは、何を焼いているのでしょうか?

 それにしても、ここのお土産はうまかったですね。色々買い込みましたが、どれも美味しくて、家族にもみな喜ばれました。中でも、この「いかの唐揚げ焼」はただものではありません。まさに最強のおつまみですね。ビールがうまいなぁ。

 つづく

 (注1)「日本の島ガイドSHIMADAS」 財団法人日本離島センター刊 より
 (注2)「データブック南知多平成18年版」(南知多町発行)より。人口は平成18年4月1日現在。


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