思い出の終着駅(その9) JR九州・志布志駅①(日南線・鹿児島県)
JR九州・日南線の志布志駅です。今までで最も記憶に残っている(はずの)終着駅と言っても過言ではありません。
なぜならこの駅は、僕が昨年2月JR完乗を達成したときの場所なのです。
三角屋根の駅舎には、駅員はいませんでした。入場券など売っておらず、寂しい限りです。しかし、ここまで乗ってきた列車の運転手さんは気さくな方で、僕と一緒に写真に写ってもらいました。
無人駅の割には立派な駅舎でした。
てな感じで、嬉しいのですが格別の高揚感はありません。空も曇って、小雨がぱらついていましたし。まぁ、これが自然な感情なのかなと思いました。では、志布志駅が近づき、全線踏破が近づくにつれて一番考えていたことは、、、
「どこか乗り残したところはなかったっけな?本当に大丈夫かな?」
の一点に尽きました。というのも、僕は全線踏破の証拠のようなものはほとんど残していないのです。(時刻表の路線図をマジックペンでなぞっていただけ)後で「あっ、しまった」と思った時にはもう遅いですから。 完乗列車。随分派手なペインティングですが、このディーゼルカーは、NHKの連ドラの広告列車になっていたのです。
つづく