つづき
日立電鉄の写真、アルバムを整理していて色々見つけたので追加しました。廃止される1年前、2004年3月のある土曜日に撮ったものばかりです。この時には、既に日立電鉄の存廃問題が浮上していました。駅も電車もいたって静か。昼間でもちょっと暗めの車内が印象的でした。写真で見るとのどかな雰囲気の電車も、実際乗ってみると、窓が小さくて窮屈な感じがしたものです。もと地下鉄の電車では、どうしても仕方のないことかと思います。
この後、同じ月の26日には廃止の届出が提出され、翌年の3月末日が最後の運行日となりました。 日立電鉄に続いて鹿島鉄道まで廃止になってしまい、常磐線沿線の中小私鉄がどんどんなくなっていきます。そんな中にあって、このほど茨城交通湊線は第三セクター方式で存続が決まったのは嬉しいことです。 お酒が飲み放題だったという「呑電日立号」 終点の鮎川駅からは、更に線路が伸びていきそうな感じがしました。