鑿壁偸光 漢字検定一級抔

since 2006.6.11(漢検1級受験日) by 白魚一寸

よく間違う問題(3) 準1級・常用

2009年11月02日 | 書きかけで更新がなかなかできない記事

(21.11.29 *追加)

目次等
略語等の説明

20-3直前学習時の正答率 29/38=76%
21-2直前学習時の正答率 34/38=89%

 準1級・常用のみの単熟語は、過去問だけで合格点に達するとの記事を書きましたので、過去問未出の単熟語は高得点狙いということになります。

1, 訓読み

○○りゅうじょう(柳条)に魚の鰓を穿(うが)った奴をぶらさげて  ×ほじ 本7-14-10Y

○○蓋(かさを張らせて威張って馬にのっている官人 本2-9-7Y

○○湖の状(かたちを成して(出典 尾崎紅葉「煙霞療養」) 本7-11-10Y

○○距(けづめ 12-3Y

○○釣鐘の乳(が2-8Y


2,その他の読み

○○権高(けんだか が5-1Y


3,音書き取り

○×大厦の材は、いっきゅう(一丘の木にあらず  ×久 本2-7-6

○○えんけん(鳶肩)豺目の老将 本7-9-2K(同音異義あり)

○○かぎょ(河魚しつ(本2-16-6K←かぎょのふくしつ(河魚腹疾四(3)

○○巣居して風の寒さを知り、けっきょ(穴居して淫雨を知る。本2-8-6K

×優れた詩人は、ひたすら けんよく(謙抑篤実な実在本体への媒霊者(メディアム)である・・(日夏耿之助「転身の頌」) 本3-6-9K 本7-6-10K ×欲

○×さんう(山雨来らんと欲して風○○ろう(に満つ。(出典 許渾「咸陽城東ろう()」)本2-15-6K ×酸

○○谷中感応寺の・・大和尚が居室、茶室、学徒しょけ(所化のいるべきところ・・(出典 幸田露伴「五重塔」其四)合2-8K

○○しんじゅん(浸潤のそしり、○ふじゅ(膚受の愬え。(出典「論語」顔淵)本2-13-6K

○せきしゅ(赤手を以て江河を障う。本3-6-8K 本7-6-9K ←せきしゅ(赤手)空拳 四(準1)

○○多くのどうちゃく(撞着は別として・・本2-14-7K←矛盾どうちゃく(撞着(四 準1)

離婚届が同封してあって、○○なついん(捺印して折返し返送してくれ・・・兄がいよいよ ×○やっき(躍起と復籍を急き込んで・・(出典 嘉村礒多「生別離」)本2-12-7K

×にじゅ(二竪虐を為す。本3-6-8K 本7-6-9K 8-1Y 12-3K 15-2Y

○○のうちゅう(嚢中自有レ銭という身分ではないから、随分切詰めたる懐でもって、物価の高くない地方・・(出典 幸田露伴「観画談」)合4-8K

○×ばんけい(万頃の乱れはえいごう(永劫)を極めて尽きざるを・・(出典 夏目漱石「薤露行」二 鏡)合6-7K

○×ほう(として ○×ぼくけい(木鶏のごとし 合6-6K

○○ほうこん(方今の世阿堵なくして能く何事を為し得んや。本2-10-7K

×○・・山はりょうち(陵遅を以ての故に高く・・ 本2-2-6K ×地

○○学ぶ者は牛毛の如く、成る者は りんかく(麟角の如し(出典「北史 文苑伝」)本2-11-6K←りんかく(麟角)鳳嘴(1)

○○鰐淵が ろうこう(老巧の術といへども得て施すところ無かりければ・・(出典 尾崎紅葉「金色夜叉」)合1-7K


4. 訓書き取り

*あたか(or)も 10-2K 21-2K 本3-16K

彼は いか()つい顔をしている。合12-2K

○○これはかたあぶみ(片鐙を金八に売りつけたような性質の良くない骨董屋であった。(出典 幸田露伴「骨董」)合3-7K

○○かぶり(する間に不祥事が起きた。 本7-1-2K、本3-1-2

○×譬うれば、悲哀は猶お冬枯れしたる我儕が霊魂の野辺に、既にひそかに きざ()しいる天地の春温の如き乎。(出典 綱島梁川「随感録」とのこと) ×兆 本7-8-10K

○○焚火に落ち葉を く()べる。 本7-17-2K

○×嘘を こ()く ×吐 本7-10-2K 本3-10-2K

○○洗い ざら()し 合4-2K

○○背はスラリとしているばかりでさのみ高いという程でもないが、痩せ じし(ゆえ、・・(出典 二葉亭四迷「浮雲」)本2-11-7k

○×人を すす()むるは、先づ其能を示すに若かず。(出典 森「舞姫」) 本7-1-10K

平成21年1月29日記す 



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