(21.11.29 *追加)
21-2直前の正答率 23/27=85%
(広)の内、常用の簡単な熟語は、1級直前学習としては相応しくないような気がします。
[かくぜん]
○(広)赤く白く面を塗りて、かくぜん(赫然)たる色の衣を纏い、珈琲店に坐して客を延く女を見ては・・(外「舞姫」)合10-7K
○(広)かくぜん(画然)とした相違(「辞典」)
○(広)かくぜん(廓然)大公 四(J1)
○(広)かくぜん(確然)たる事実(「辞典」)
[きが]
○(広)いくばくもなく官を退いた後は、故山略にきが(帰臥)し(中島敦「山月記」)合8-8K 本2-16-7K
○自ら不幸の輪郭を描いて好んでその中にきが(起臥)する(漱石「草枕」三)9-1K 16-2K
[きゅうし]
○吹毛きゅうし(求疵)四(1)あ
○古跡≒きゅうし(旧址or旧趾)
×(広)君子にきゅうし(九思)あり=君子きゅうし(九思)四(5)
○(広)長生きゅうし(久視)四(5)
○(広)きゅうし(九死)一生 四(5)
○(広)機械の運転を一時的にきゅうし(休止)する(「辞典」改)
○(広)お霜という娘のきゅうし(臼歯)を抜き取ったとたんに・・(「二十歳」川端康成)
○(広)馬で来てきゅうし(灸師)だのみや二日灸(碧梧桐)
○(広)生活難や病気に苦しんで死ぬことをきゅうし(窮死)という
[きょうきょ]
○我がモンビシユウ街の きょうきょ(僑居)に帰らん・・(外「舞姫」)合10-7K
○きょうきょ(筐筥)などの竹細工を販売する 13-3Y 9-3Y
[ぎょらん]
×ぎょらん(魚爛)土崩 四(1)あ
○ぎょらん(魚籃)観音(「辞典」)
[けいがい]
○(広)白頭新の如く、けいがい(傾蓋)故の如し←けいがい(傾蓋)知己 四(準1) 本2-10-6K 本3-5-8K 本7-5-9K
○けいがい(形骸)化した組織を立て直す 11-2K 15-2K
○久し振りに先生の けいがい(謦咳)に接した。20-2K 6-1Y 11-2K 15-2K 18-3K
*[けいけい]
甕裡けいけい(醯鶏)合21-5K 四(1)あ
眼光けいけい(炯炯)四(1)6-3Y 12-3Y
(広)山茶花の一本は、枝一杯に花を持ってはいれど、けいけい(煢々)として友欲し気に見える(二葉亭四迷「浮雲」第二編 第七回(青空文庫ではワ冠のない漢字が使用されています。)10-1Y
(広)けいけい(軽軽)に動くな(「辞典」)
[けいばつ]
○(広)けいばつ(警抜)な着想は他を抽んでる 本3-15-6K
○けいばつ(閨閥)政治は今も盛んである 本3-15-6K
○(広)違反者に けいばつ(刑罰)を科する(「辞典」)
[けんじょ]
×旌旗けんじょ(巻舒)19-1K(旌旗の書き取りです)四(1)あ 「じょ」の左側は舎ではない。
×ある人と双六を打ちけるを、隣にある越前房といふ僧きたりて けんじょ(見所)すとて、さまざまのさかしらをしけるを・・(「古今著聞集」十六ー五五九)
平成21年2月25日より記す
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