鑿壁偸光 漢字検定一級抔

since 2006.6.11(漢検1級受験日) by 白魚一寸

「三点セット」では解答できない問題 纏め

2008年01月05日 | 19-2(第44回)

 19-2について、一つ一つ検討していたら結構時間がかかってしまいました。今まで書いてきたことの一部を、相対的に学習しやすいと思う順に纏めてみます。

A 「三点セット」 187点

 ここまで到達するのもまだまだですから、私は、やはり「三点セット」を基本にします。唯、更に高得点を目指すには、

B 読み問題について

1, 訓が出題された漢字の音読み 2点(累計189点) 煎熬   饕餮

2,同訓熟語またはその訓 3点(累計192点) 憔れ 賻儀・賻る

3,過去問出題漢字と類義の漢字の音  1点(累計193点) 凶歉

4,「捷径」の記載を参考にする 1点(累計194点) 蕩滌

 読みについては、「三点セット」から学習範囲を少しずつ拡げていこうと思います。

C 書き取り問題について

5、ひっくり返し熟語 2点(累計196点) 屈撓

6,対義語・類義語 2点(累計 198点) 陳套

7、下付語 2点(累計 満点) 臥蓐(褥)

 孰れも見出し語にはありませんが、「辞典」のどこかには載っています。

 一応、理論的に満点をとる方法は、説明できます。ただ、特に書き取りの場合、「三点セット」だけでも、全部書けるようにすることは極めて困難ですから、それ以外の熟語まで憶えることは私には不可能です。

 従って、書き取りについては、「三点セット」中心主義を堅持し、上記の書き取りについては、各項目に書いてきたとおり、文意から熟語の意味を考え、当てはまる漢字を、他の熟語や訓から類推するようにした方がいいのでしょう。

 そのためには、個々の漢字の訓のみならず、訓にはない字義も理解することが大事です。1級漢字に限らず、準1級・常用漢字についても、 「辞典」の親字の意味欄になるべく眼を通そうと思います。



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