goo blog サービス終了のお知らせ 

コンプレッサー修理会社の機械修理日記

~産業用エアーコンプレッサ、ブロワ、真空ポンプなどの機械修理・メンテナンス会社の日常を書いていきます

油劣化

2010年01月25日 | 修理・メンテナンス
先日、整備させて頂きましたオイル式スクリュコンプレッサーの潤滑油が劣化を起してい
ました。

オイル系統配管内に劣化した油が付着しています。




油劣化の原因としては、
・潤滑油の規定を超えた長期使用
・高温状態での長期使用
・周囲環境が悪い~切削油ミスト、ボイラの排煙など有害ガスを吸い込んでしまう環境下に
設置してある
などがあります。

油が劣化するとセパレータエレメントが目詰まりを起し過電流で停止したり、温度上昇で
停止するなどコンプレッサーが故障してしまいます。最悪の場合、圧縮機本体のスクリュが
回転不能状態になってしまい被害が甚大になってしまいます。

オイル劣化を防ぐため、周囲環境を良くする事はもちろんですが、定期オイル交換、定期
点検整備を確実に行う事も重要です。


よろしければ弊社ホームページもご覧ください
(株)新生エンジニアリング http://shinsei-eng.com/

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。