コンプレッサー修理会社の機械修理日記

~産業用エアーコンプレッサ、ブロワ、真空ポンプなどの機械修理・メンテナンス会社の日常を書いていきます

アネスト岩田製レシプロコンプレッサ

2013年03月19日 | 修理・メンテナンス
前々回の記事で梅の話題をちょっと出しましたが、そこから約2週間、3月も半ばを過ぎて、
あっという間に桜の開花の声も聞こえてきました。今日などはかなり暖かく、もうすっかりと
春です。この暖かさならきっとすぐに桜も満開となるのでしょうが、きっとまだ寒い日も
あるんでしょうね。


さて今回ご紹介するのは、アネスト岩田製のオイル式レシプロコンプレッサです。
型式は、TLP37E-10(3.7kW)です。



出力こそ違いますが、前々回の記事で紹介しました日立産機システム製のコンプレッサと
仮に出力が同じならば性能もほとんど同じです。

ちなみにこちらが日立産機システム製コンプレッサです。


アネスト岩田製と色こそ違いますが、外観的にはほとんど変わりありません。
どちらも良い機械なので、どちらが良いとはなかなか言えません。購入をご検討されている方が
いらっしゃるならば、どちらを選んでも正解だと思います。
ご要望によってはどちらが良いのか選択も可能ですので、ご不明な点などありましたら
お問い合わせください。


よろしければ弊社ホームページもご覧ください。
(株)新生エンジニアリング http://shinsei-eng.com/

ご質問などお問合せは
[TEL]052-362-8941
[FAX]052-362-8974
[メール]shiraishi@shinsei-eng.com または shinsei-eng@mail.goo.ne.jp
までお願い致します。

ベアリングの損傷 主軸の摩耗

2013年03月12日 | 修理・メンテナンス
修理を仕事としていると日々いろいろな機械の様々な故障に遭遇します。

あるお客様よりエアーコンプレッサーの運転音が大きくなってきたとの連絡があり、
確認にお邪魔したところ確かに運転音が大きく、その原因が圧縮機本体に
ありそうでしたので、引取りし分解しました。

そうしたところベアリングが損傷しており、さらにそのベアリングと
主軸のはめ合い部分が損傷し摩耗していました。




こうなってしまうとそのまま通常のメンテナンスのようにベアリングを交換して
修理完了とするわけにはいかず、摩耗した部分を金属溶射して修理するか、
主軸の交換が必要となりま
す。今回はお客様に状況をご確認頂き、主軸を修理することとなりました。


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日立ベビコン

2013年03月01日 | コンプレッサ
早くも3月になってしまいました。
2月はずっと寒い日が続いていましたが、昨日だけは非常に暖かく過ごしやすい
1日でした。そういえば先日、近くの公園に行ったら梅が僅かですが咲いていました。
もうすぐ満開になって、次はあと1ヶ月で桜が満開になる事でしょう。楽しみです。

今回ご紹介するのは、日立産機システム製のオイル式レシプロコンプレッサ
(ベビコン)です。型式は、2.2P-9.5VDです。レシプロ式のコンプレッサ
といえばベビコンと普通に呼ばれるくらいの安心のベストセラー品です。
昔から基本的な性能はほとんど変わりありませんが、モーターが全閉式になったり、
ベルトカバーが本体モーター側にも付いて安全性が向上したり、タイムカウンタが
付いたりして、製品レベルは上がっています。



あるお客さまにて既設品老朽化のため、更新して頂ける事となりました。
このクラス(2.2kW)ですと、今回のように定期メンテナンスなどせず、
更新するお客様が多いような気がします(修理屋とすると少し悲しいところも
あるのですが…)。


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