コンプレッサー修理会社の機械修理日記

~産業用エアーコンプレッサ、ブロワ、真空ポンプなどの機械修理・メンテナンス会社の日常を書いていきます

日立スクリュコンプレッサ 22kW

2010年01月29日 | コンプレッサ
もう1月も終わりです。この間まで、出社するときはまだまだ暗かったのですが、最近は
かなり明るくなってきました。まだ寒い日も続きますが、季節が春に向かっているのを
実感できます。


今回は新しいコンプレッサを紹介致します。

日立産機システム製のオイル式スクリュコンプレッサー、OSP-22VARNです。最も
省エネタイプといわれているインバータ制御式で出力は22kWです。

あるお客様にて既設備コンプレッサーが故障したため、修理もご検討頂いたのですが、
これを機に省エネタイプに更新頂ける事となりました。後日、入替工事を施工予定させ
て頂いております。




本機の特長であるインバーター制御式は吐出し圧力を一定に制御し、必要な空気量に
合わせてモーターの回転数を制御しますので運転に無駄がありません。
さらに本機の場合、制御圧力を0.45~0.85MPaまで調整できますので、お客様に
最適な使用圧力で運転する事ができます。

<ご参考>
日立産機システム 給油式スクリュー圧縮機
http://www.hitachi-ies.co.jp/products/cmp/screw_oil/index.htm




よろしければ弊社ホームページもご覧ください
(株)新生エンジニアリング http://shinsei-eng.com/

油劣化

2010年01月25日 | 修理・メンテナンス
先日、整備させて頂きましたオイル式スクリュコンプレッサーの潤滑油が劣化を起してい
ました。

オイル系統配管内に劣化した油が付着しています。




油劣化の原因としては、
・潤滑油の規定を超えた長期使用
・高温状態での長期使用
・周囲環境が悪い~切削油ミスト、ボイラの排煙など有害ガスを吸い込んでしまう環境下に
設置してある
などがあります。

油が劣化するとセパレータエレメントが目詰まりを起し過電流で停止したり、温度上昇で
停止するなどコンプレッサーが故障してしまいます。最悪の場合、圧縮機本体のスクリュが
回転不能状態になってしまい被害が甚大になってしまいます。

オイル劣化を防ぐため、周囲環境を良くする事はもちろんですが、定期オイル交換、定期
点検整備を確実に行う事も重要です。


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(株)新生エンジニアリング http://shinsei-eng.com/

コンプレッサーの定期点検

2010年01月19日 | 修理・メンテナンス
ついこの間、新年のご挨拶をしたと思ったら、もう1月の下旬になろうかというほど日が
経ってしまいました。ほんとうに時が経つのは早いものです。これはトシのせいでしょうか。





先日、エアーコンプレッサの出張点検整備を行いました。
画像のコンプレッサはコベルコ・コンプレッサ製オイル式インバータスクリュコンプレッサ
VS240ADです。

整備内容は、セパレータエレメント、オイルフィルタ、吸込フィルタなどのフィルタエレメ
ントの交換、オイル交換、オイルクーラーの清掃などを行いました(中間点検整備)。
この整備内容の場合は、1日(朝~夕方)で作業は完了致します。

このように出張整備・修理を平日はもちろん、休日でもお客様のご要望に沿って行っていま
すので、お気軽にお問合せ下さい。


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新年のごあいさつ

2010年01月05日 | 会社案内
あけましておめでとうございます。

昨年は格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。
本年もなお一層のお引き立てを賜りますようお願い申し上げます。
皆様のご健勝とご多幸をお祈り致します。
本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

(株)新生エンジニアリング 白石