コンプレッサー修理会社の機械修理日記

~産業用エアーコンプレッサ、ブロワ、真空ポンプなどの機械修理・メンテナンス会社の日常を書いていきます

ロータシャフトの損傷摩耗

2014年02月19日 | 修理・メンテナンス
あるお客様よりスクリュ式コンプレッサーの定期点検(オーバーホール)の
ご依頼を受けました。
機械を弊社に持ち帰り試運転したところ、若干の運転音の異常が認められました。
そして圧縮機本体を分解したところベアリングが若干損傷しており、
そのベアリングとロータシャフトのはめ合い部分が摩耗していました。



画像で赤線で引いた範囲が摩耗しています。ほんのごくわずかの摩耗ですが、
異音が発生する原因となっていました。


今回はこの摩耗した部分を金属溶射して修理しました(修理後の写真を撮り忘れ
てしまいました)。
ベアリング交換組立して、試運転時にはもちろん異音は解消しています。



よろしければ弊社ホームページもご覧ください。
(株)新生エンジニアリング http://shinsei-eng.com/

ご質問などお問合せは
[TEL]052-362-8941
[FAX]052-362-8974
[メール]shiraishi@shinsei-eng.com
までお願い致します。