コンプレッサー修理会社の機械修理日記

~産業用エアーコンプレッサ、ブロワ、真空ポンプなどの機械修理・メンテナンス会社の日常を書いていきます

圧縮空気配管のドレン発生

2015年06月14日 | 修理・メンテナンス
そういえば前回5月の記事で、1回もふんどしを締めたことがないと書きましたが、
確か中学の時にお祭りの相撲大会で1度ふんどしを締めたことがありました。
お詫びして訂正いたします。…と書いたところで気が付きました。
相撲は「まわし」でしたね。

というようなどうでもよい個人情報はさておき、6月です。
毎年1回必ず来る、梅雨のじめじめした季節になってしまいました。
気温も30℃を超える日もあり、1年で最も嫌な時期といっても過言では
ないかもしれません。ただ7~8月の酷暑も、1~2月の厳寒も同じくらい
過酷ではありますが。

機械にとってもよい時期でないことが多いようです。
弊社にも例年のように「圧縮空気にドレン水が混入するようになった」との
ご相談を頂戴するようになりました。

結局のところ、ドレンが発生するのは、コンプレッサで作り出された圧縮空気中の
水分が十分に除去されていないのが原因です。水分を除去するには一般的に
エアードライヤという装置が必要ですが、

1.エアードライヤが正常に作動していない
2.エアードライヤは作動しているが、出てきたドレン水が圧縮空気配管外へ
排出されていない

以上の2点のうちのどちらかが原因であることがほとんどです。

1の場合は、メーカーやサービス店にご相談されるのがよいと思います

2の場合は、ドレントラップといわれるドレン排出器がドライヤまたは
すぐ近くについている事が多いため、それが正確に作動しているか確認して
下さい。 *ただし吸着式のドライヤにはドレントラップは付いていないことが
多いと思います

とにかくどこか変だなと思われた場合には、すぐに専門業者に相談することを
心がけて頂くのがよいかと存じます。


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