コンプレッサー修理会社の機械修理日記

~産業用エアーコンプレッサ、ブロワ、真空ポンプなどの機械修理・メンテナンス会社の日常を書いていきます

ごあいさつ

2011年12月28日 | 会社案内
本日で弊社の2011年も終業です。

今年は大震災があり日本に住む人々全員が大変な1年だったと思います。
そんな中、弊社として何とか無事に1年を過ごせましたのも、お取引先様、
このブログを読んで頂いた方々皆様のご支援があったからだと大変に感謝して
おります。

このブログもほぼ3年が経ちました。更新はほとんど月1~2回でサボって
ばかりでしたが…。来年も続けるつもりですので、よろしくお願い致します。

来年もお取引先様をはじめ皆様に何かとご迷惑をおかけするかもしれませんが、
ご指導ご鞭撻の程、よろしくお願い致します。

新年は6日からの営業となります。
それではよいお年をお過ごし下さい。


(株)新生エンジニアリング 白石


エアーフィルタについて

2011年12月17日 | その他の機器
このブログの更新もまた1ヶ月ほど間が空いてしまいました。
既に12月も中旬です。というかあと約2週間で今年も終わりです。毎年思いますが、
一年ってあっという間ですね…などと年の瀬にはいつも書いている気がします。
とにかく新年を新たな気持ちで迎えられるようにあと2週間頑張りましょう。


今回はエアーフィルタについてです。
あるお客様にて、圧縮空気中にオイルが含まれるのは問題だとの事で、なんとかならないか
とのご依頼がありました。

そのお客様で使用しているエアーコンプレッサはオイル式なので、圧縮空気中には
微妙ながらもオイルが含まれてしまいます。
*逆に言えばエアーコンプレッサのオイルが減るのは、圧縮空気に混ざって出て行って
しまっているからです

これを解決するには、エアーコンプレッサをオイルを使用しないタイプ(オイルフリー)
に更新するか、またはオイルを除去するフィルタを配管途中に付ける必要があります。

今回はコンプレッサの更新は見送り、エアーフィルタを取り付ける事となりました。
エアーフィルタにも一般的には供給すべきエアー品質により3種類のフィルタに分かれて
います。具体的には主に、固形物除去用、オイルミスト除去用、臭気除去用などに分かれて
います。



画像は、左側が固形物除去用のLSF250B、右がオイルミスト除去用のMSF250Bです。
メーカーはオリオン機械です。

今回はオイルミスト除去が目的なので、オイルミスト用のみを取付ければよいかと
思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、オイルミスト用のみを取り付けた場合、
内部のフィルタエレメントにオイルミストよりも大きいゴミも付着してしまうので、
そのせいで本来のオイルミスト除去のエレメント寿命を著しく低下させてしまう可能性が
あります。よってオイルミストフィルタの前に固形物除去用のフィルタを取り付ける必要が
あります。

フィルタは圧縮空気の処理量により選定する大きさが異なります。
また内部のエレメントは使用1~2年で定期的に交換が必要です。


よろしければ弊社ホームページもご覧ください
(株)新生エンジニアリング http://shinsei-eng.com/