コンプレッサー修理会社の機械修理日記

~産業用エアーコンプレッサ、ブロワ、真空ポンプなどの機械修理・メンテナンス会社の日常を書いていきます

ドライヤーの冷媒回収

2015年02月11日 | 修理・メンテナンス
2月も中旬になってしまいました。
1月の中旬には、人生初のインフルエンザにかかってしまいました。
熱が出て会社を休む事も10年以上なかったので、かなり参りました。
ただ幸いなことに他の社員にうつすこともなく私一人で事態は収束したので、
そこだけはよかった事ですね。皆様も本当にお気を付け下さい。


今回はここ最近、偶然ですが、冷凍式エアドライヤの廃棄処分を立て続けに
行ったので、そのことを書こうかと思います。
ドライヤーとはエアーコンプレッサでつくられた圧縮空気中の水分を除去する装置で
コンプレッサに内蔵されていたり、コンプレッサの横に置かれていると思います。

ドライヤーといっても製品によっていろいろな仕組みがありますが、冷凍式と
いわれるドライヤーには冷媒としてフロンが使用されており、フロン回収破壊法
という法律で第一種特定製品となっています。
このフロン回収破壊法という法律は、環境保護のため冷媒フロンをみだりに大気中に
放出させないための法律で、違反すると罰則もありますので必ず守ってください。

具体的にはドライヤーを廃棄処分するときは封入されている冷媒を回収破壊
しなければなりません。冷媒回収は都道府県に登録しているフロン類回収業者が
作業を行い、破壊業者が最終的に破壊します。そしてその回収手続きを工程管理制度
(マニフェスト)にて管理し、最終的にはフロン類回収業者が発行する引取証明書を
所有者は3年間保管しなければなりません。
一般的には冷媒回収破壊には費用がかかり、所有者の負担になります。

ここまで書きましたが弊社はフロン類回収業の登録業者ではありません。
ただ取次者として冷媒回収破壊することは可能ですので、お困りのことが
ありましたら何なりとお尋ねください。


あまり画像の意味はありませんが、日立製のエアードライヤです



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(株)新生エンジニアリング http://shinsei-eng.com/

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