コンプレッサー修理会社の機械修理日記

~産業用エアーコンプレッサ、ブロワ、真空ポンプなどの機械修理・メンテナンス会社の日常を書いていきます

アンレット ドライ真空ポンプ

2012年09月14日 | 修理・メンテナンス
今回ご紹介するのは、アンレット製のドライ真空ポンプ(型式CT4-200)です。
以前からちょくちょく油回転式の真空ポンプはご紹介していますが、アンレット製の
ドライタイプは初めてではないかと思います。ちなみにこの型式だと水冷式の4段式に
なります。

ドライタイプですので、ケーシング内に水や油が混入する事はありません。
油回転式の場合、吐出側に油煙が出る可能性があり、そのためオイルミスト回収装置が
必要になります。ドライタイプはそういった装置を付ける必要はありません。
また油回転式は、真空引きする機体に水蒸気やミスト、その他溶液が混入することは
基本的に不可です。

ただドライポンプは油回転式と比較して低真空のため、高真空度を求めるワークでは
使用できない事があるかもしれません。

真空ポンプに限った事ではありませんが、使用する目的により最適な機種を選定する事が
最も大切だと考えます。

弊社では上記機種をはじめとしたドライ真空ポンプのメンテナンスも行いますので、
お気軽にお問い合わせください。





よろしければ弊社ホームページもご覧ください。
(株)新生エンジニアリング http://shinsei-eng.com/

ご質問などお問合せは
[TEL]052-362-8941
[FAX]052-362-8974
[メール]shiraishi@shinsei-eng.com または shinsei-eng@mail.goo.ne.jp
までお願い致します。

日立オイルフリースクリュコンプレッサ

2012年09月03日 | コンプレッサ
このブログ、気が付くと8月中は更新がゼロでした。サボリもここまでとは、
我ながら酷いものです。
9月に入ってもまだまだ暑い日が続くようですが、やはり最も暑かった時よりは
2~3℃程度下がってきているような気がしますがどうなんでしょうか。
なんにせよもう少し気温が下がると過ごし易いんですけどね。ただ冬になったら
冬になったで、寒い寒いと言うんだろうと…。

さて、ずっと更新していなかったので弊社としてはもう少し古い話題なんですが、
先日、あるお客さまにてエアーコンプレッサの更新をして頂きました。
日立産機システム製のオイルフリースクリュ圧縮機 DSP22Aです。



オイルフリー機とは、その言葉通り、空気圧縮工程にてオイルを使用しないため、
圧縮空気中にオイルが含まれることはありません。ですから食品、医療、精密機器の
分野や計装用の機械に使われることが多いようです。環境、衛生面からも使用される
企業様は増えているようです。
現在、オイル式を使用している場合でもオイルフリー式の方がメリットがある場合も
ありますので、一度考慮されたらいかがでしょうか。


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