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コンプレッサー修理会社の機械修理日記

~産業用エアーコンプレッサ、ブロワ、真空ポンプなどの機械修理・メンテナンス会社の日常を書いていきます

三井スクリュコンプレッサ

2011年04月08日 | 修理・メンテナンス
地震という意味では、少しずつ収まってきたかなと思っていましたが、昨日の夜、
また東北で大きな地震がありました。まったく先が見えません。本当にいつ収束
するんでしょうか。
ただここ名古屋は地震の被害、原発の被害が直接あったわけではありません。
少しでも普通の生活をする事が被災された方々のためにもなるという事もある
ようですので、目の前の生活、課題を一生懸命こなしていくしかないようです。


三井精機製のエアーコンプレッサが不調という事で引取ってきました。
運転しているといつの間にか停止しているとの事です。

原因を探るため、いまから弊社にて運転します。
ただ小型で、古い機種ですので、故障状況によっては、修理せず新品にしたほうが良いかもしれません。





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(株)新生エンジニアリング http://shinsei-eng.com/

モーターの修理

2011年03月07日 | 修理・メンテナンス
あるお客様より機械が動かなくなったとの連絡を受け、モーターを点検したところ、
下画像のようにベアリングが破損していました。このベアリングはグリース封入タイプ
なんですが、シールも外れ、グリースもすっかりなくなっていました。

幸いなことにベアリング以外は、破損、磨耗しているところはなく、速やかに
ベアリングを交換し、復旧致しました。




稼動状況、環境にもよりますが、モーターは2~4年毎に定期的にベアリングの
交換が必要です。また、グリスを注入するタイプのものは、必ず基準に沿って定期的に
グリースを注入する事が大切です。


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日立レシプロコンプレッサ修理

2011年02月25日 | 修理・メンテナンス
このところ暖かくなってきました。一時の厳しい寒さがウソみたいです。
と思ったらもう2月も終わりです。もう春になるんですね。景気のほうの春は
ちょっと遅れているようですが、早く春になればいいですね。




上の画像は、日立の無給油式レシプロコンプレッサ(オイルフリーベビコン)の
圧縮機本体を分解したところです。比較的新しい機械で、今回が始めてのメンテナンスと
なります。分解の結果、特に不具合箇所はなく、F弁、リング、ベアリングなど
定期的に交換が必要な部品を交換予定です。


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陸上ポンプの修理

2011年02月08日 | 修理・メンテナンス

最近は少しだけ寒さも和らいで、ちょっとだけ過ごしやすくなってきました。
ただまだ寒い時期は続きますので、体調管理には気を付けて下さい。
それはそうと年末に掲げた目標はどこへやら。記事の更新が月イチになってしまって
います。誠に申し訳ありません。

陸上ポンプの運転音が大きくなったとの事で引き取りをしてきました。
これから分解点検をして、お客様へ状態の報告、お見積金額を提示して、了承頂ければ
修理をします。




ずっと以前、こういうポンプといえば、この寒い時期、水の凍結によって、鋳物の
ケーシングが割れたりした事があったんですが、最近は全くと言っていいほどありません。
メーカーさんによると、鋳物の材質が良くなって強度が増しているとの事です。
外観は昔とほとんど変わりませんが、進歩はしているんですね。


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配管工事

2010年12月24日 | 修理・メンテナンス
もう今年も残りわずかとなりました。仕事納めまであともう少しです。
今年の正月も寝正月になりそうな予感がしています。太りすぎ注意です。


弊社のカレンダー上の仕事納めは28日ですが、今年は30日まで仕事があります。
大変ありがたい事です。

その仕事の一部に配管溶接工事があります。
現地での時間短縮のため、先に溶接しておいても問題ないところを、社内で少しずつ
溶接しています。



年末工事は仕入先なども仕事納めで緊急対応出来ないことが多いですから、いつも以上に
事前準備、計画が大切です。緊張感を持って望まないといけません。


先にも書きましたが、弊社は12月29日~1月5日まで年末年始休業致します。
よろしくお願い致します。

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エアーコンプレッサー メンテナンス(定期点検整備)

2010年12月18日 | 修理・メンテナンス
年の瀬です。師走というくらいですから、皆様方もお忙しくされていることでしょう。
気候も、この間までは少し暖かい感じでしたが、ここ2、3日はぐっと寒くなってきました。
今期の冬はどうなるんでしょうか。
名古屋は雪はそんなに降る事はないので、子供の頃は、雪が降ってくれないかと、いつも
思っていましたが、大人になると雪は降らないでくれと、いつも思っています。この考えの
分岐点って何歳なんでしょうね。


先日、コベルコのオイル式スクリュコンプレッサの定期点検を行いました。





特に大きな問題はなかったのですが、吸込フィルタが汚れて(目詰まりして)いました。
フィルタが汚れていると、大気を吸い込むときに余分な負荷がかかります。具体的には
圧縮空気量が減少し、適正圧力、流量が得られなくなります。またこれはモーター出力
当たりの空気量が減少する事になりますから、無駄に電気代がかかってしまいます。

エアーフィルタは比較的簡単にお客様でも確認できるところですので、定期的に点検確認
する事をお勧めいたします。


見れば分かりますが、左が6000時間使用したフィルタで右が新品です。汚れはコンプレッサの
設置環境により左右されますので、運転3000時間(または運転半年)くらいで点検確認する
のがいいと思います。




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オリオン機械製 エアードライヤー

2010年11月29日 | 修理・メンテナンス
街の紅葉もそろそろ終わりでしょうか。段々と寒くなってきて、朝起きるのが
つらくなってきました。


下の画像は、オリオン機械製の冷凍式エアードライヤーRAX11GSEです。
エアードライヤーは、圧縮空気中に含まれる水分(湿度)を強制的にとる装置です。
これを設置すれば、圧縮空気中にドレンが混ざることはほぼなくなります。

オリオン機械では最近、一部の機種をモデルチェンジしました。この画像の機種も
モデルチェンジしたうちのひとつです(ただし主な仕様は変わってないようです)。
このドライヤーは高入気温度タイプで、圧縮空気の空気温度が80℃でも正常に
稼動するように設計されている機械です。

同じメーカーの同能力の既設品が故障してしまったので、入替工事を行う予定です。
各寸法が既設品と同じならいいのですが、本製品と微妙に各寸法が違うので、若干の
配管改修工事などが必要になります。

どのメーカーにもいえますが、この辺を同じにして頂くと、工事の際に余分な手間、
費用が掛からずに助かるんですけどね。現実問題として難しいんでしょうか。一考を
お願いしたいものです。




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エアーコンプレッサの修理

2010年11月17日 | 修理・メンテナンス
先日、あるお客様よりサーマルがトリップしてエアーコンプレッサが異常停止下との
連絡を受けて出張点検致しました。エアーコンプレッサはコベルコ製の油冷式スクリュ
コンプレッサKST27A-3です。

原因は、排気用のシロッコファンのモーターが固着しており、そのためにファン用の
サーマルがトリップしていました。




とりあえずその場でファンモーター部分を取り外して当社に引取り、社内にて分解点検
したところ、原因はモーターベアリングが焼き付いて、回転不能になっていることでした。
幸い、ベアリング以外に不良箇所はありませんでしたので、ベアリングを交換して
修理完了しました。



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エアーコンプレッサのオイル上がり

2010年11月08日 | 修理・メンテナンス
また随分と間が開いてしまいました。今度も1ヶ月以上です。
なんでもそうだと思うんですが、一旦慣れてしまうとそのペースが当たり前になってしまいます。
このブログに関してはそうならないように、もう少し更新頻度を上げれればと思います。


コベルコ製オイル式エアーコンプレッサCM6Bです。
オイル式コンプレッサはある程度オイルを消費しつつ運転していますが、この機種ですと
少なくとも1ヶ月くらいはオイルの補充をせず運転できるはずです。
しかし1週間に1度オイルを補充しなければならなくなったとの事で修理の依頼がありました。
一般的にこういったオイルの消費が多くなる現象はオイル上がりと呼ばれています。
修理にはセパレータエレメントの交換か油回収逆止弁の交換が必要となります(ただどちらも
該当しない場合もありますが)。





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高所作業

2010年09月25日 | 修理・メンテナンス
9月も後半になって、ようやく暑さが和らいできましたね。皆さんはいかがお過ごし
だったでしょうか。このブログも随分と御無沙汰しておりました。

今度、エアーコンプレッサ設置工事があり、その工事で一部、高所作業が必要になります。
そのため高所作業車をレンタルしてきました。
この作業車があれば、荷物を持って梯子を上ったりする危険な作業が激減しますので、
大変重宝することでしょう。





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