石井信平の 『オラが春』

古都鎌倉でコトにつけて記す酒・女・ブンガクのあれこれ。
「28歳、年の差結婚」が生み出す悲喜劇を軽いノリで語る。

ミシェラン騒ぎ

2007-11-24 06:10:12 | メディア
高い値段を取れば、それなりにウマイだろうとは思うよ、今回の「ミシェラン格付け」騒動。

 お墨付きがないと、ウマイ・マズイが言えなくなったのか。日本人の「貧しさ」が露呈した、いやしい報道ぶりであった。人形町・濱田屋で天ぷらをほおばって、絶句するテレビレポーター。

 ウマいからではない、料亭の座敷に上がるだけで「平均予算4万円」の値段に、舌がシビれて、ものが言えなくなったんじゃないか。

 かつて、お茶の水に「味一」という、カウンターだけの中華屋がありましたが、そこの「中華丼」が小生には青春の日のごちそうでありました。

 「神田をカルチェラタンに!」の、1970年闘争の頃。右も左も「おフランス」が好きなのだ。催涙ガスの香りも適度な塩加減で結構。150円、10分間で食べ終わったが、オラの格付けでは「三つ星」でした。

 昨夜は妻の実家でスキヤキを食べる。義父がオーストリアで買ってきたワイン「Hoper/PINOT BLANC」をあけました。

 間違いなく「三つ星」の食卓。僕のキラキラ星!