石井信平の 『オラが春』

古都鎌倉でコトにつけて記す酒・女・ブンガクのあれこれ。
「28歳、年の差結婚」が生み出す悲喜劇を軽いノリで語る。

落合監督の落ち度

2007-11-03 22:53:47 | 社会
 夕暮れの海を見ながら、「かたつむり」で広島風お好み焼きと赤ワイン。

 中日ドラゴンス・落合監督の、日本シリーズ最終戦での采配が、球界のみならず、全国的話題になっている。妻に、問題点を客観的に説明する。

 彼女は即座に言った。「落合監督は、セコイ、頭が悪い!」

 目の前の「勝ち」だけに走る、監督としての器の小ささで「セコイ」。そして、次の諸理由で「頭が悪い」。

 あそこで山井大介投手にパーフェクトゲームの機会を与えることの意味が分かっていない。

 彼をマウンドから降ろすことで失う「損失」に気付かない。「山井にやらせて、勝つ」のがベスト。それを計算出来なかった。

 パーフェクトゲームの宣伝価値と歴史的価値に頭が回らない。

 その程度でしか選手の価値を把握できないボス、来季、選手の「やる気」を殺いだ損失に気付かないの?

 いやはや、妻のお裁きは容赦がない。もっとも、彼女は「ドラゴンス優勝」には何の関心もない。