夕食はオラの出番、久しぶりに厨房に立つ。鮭の白子とシラタキで煮物を作る。煮物とは、ゆるやかな時間経過がいい、音楽でいえばアダージョ、癒しの料理。
今年最後のサンマを焼く。焼き物は「気合い」です。ひっくり返すも、火を止めるのも、気合い。出来れば外で、七輪にのせて、ウチワであおぎたい。昭和30年代、どこの家でもやっていたことが、今ではとんでもない贅沢になってしまった。
炒め物は、牡蠣とエノキと空芯菜。にんにくにサラダオイル、最後にごま油で引き締め、香りをつける。
おすましは、ワカメと白シメジ、茗荷を刻んで放り込む。
全体に弦楽四重奏曲、4つの楽章みたいに出来た、秋の夜でした。
今年最後のサンマを焼く。焼き物は「気合い」です。ひっくり返すも、火を止めるのも、気合い。出来れば外で、七輪にのせて、ウチワであおぎたい。昭和30年代、どこの家でもやっていたことが、今ではとんでもない贅沢になってしまった。
炒め物は、牡蠣とエノキと空芯菜。にんにくにサラダオイル、最後にごま油で引き締め、香りをつける。
おすましは、ワカメと白シメジ、茗荷を刻んで放り込む。
全体に弦楽四重奏曲、4つの楽章みたいに出来た、秋の夜でした。