リカルデントをかみながら

社会人受験生のブログおわりました。

斉藤孝氏の為になる話

2005年07月15日 01時00分49秒 | 大学受験
先日の新聞の土曜版に、Z会の広告なんだけど斉藤孝先生にインタビューした記事が載っていた。
新聞の一面全面記事になっていたけどいい内容だったので、特に良かったところを抜粋してここで紹介。

「私(斉藤氏)の国語の点数は、ある時、急に上がりました。それは出題者の要求に応えるということが分かったから。例えば、夏目漱石の文章が問題に出たとき、それは漱石と自分との勝負じゃなくて漱石という土俵での出題者と自分との勝負。漱石と直接対話してはいけない。そう思うことによって設問から出題者の意図が透けて見えるようになりました。」

センター試験の国語の問題には、特によく当てはまる考え方。
問題文をよく読み込むことは当然だけど、それだけでは解けないのが現代文、特にセンターの問題。
一度読んだことがある文章だったりすると、「ラッキー♪」と思って早合点して解いて失敗するのは、問題文は読んだことがあるものでも設問ははじめて読むものだから、といえる。
(英語だと読んだことがあればあるほどよく解けるんだけど。)

自分は幸い現代文は得意科目だけど、得点上昇の基礎として英語と同様、単語は知らないとダメ。
現代文の単語は話し言葉とは違うので、たくさん本を読むことで吸収できるけど最近は単語の解説書があるので、それを読むのが手っ取り早い。

定番の本でいうと、岩波新書の「述語集」(中村雄二郎)。でもこれは初心者向けじゃない(そもそもこの本は良く入試に取り上げられるから定番になっているわけ)。
代ゼミTVネットでは、「青木の現代文単語の王様」という講座用語の解説をやっている。