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城崎にて その4

2009-10-30 19:00:40 | 国内旅行
温泉寺は養老4年(720)に城崎温泉を開いた道智上人により天平10年(738)に開創された古刹です。道智上人は衆生済度の大願を発して、諸国をめぐり、養老元年に城崎の地に来て、当所鎮守・四所明神の神託(夢告げ)により、一千日間ご修行をされその功徳あって温泉が湧出し(現在のまんだら湯)、城崎温泉が開かれる。 その後、大和(奈良)の長谷寺の観音さまと同木同作の由緒正しき観音像を得て、寺を開創。

温泉寺本堂
至徳年間(1384~87)に温泉寺の中興、清禅法印が造営した五間四面のお堂で、和様、唐様、天竺様の三様式が絶妙に融和した折衷様式の入母屋造りのお堂です。重厚な屋根のそり、主柱の均衡など建築美につつまれた南北朝時代を代表する建物

千手観音立像
(国指定重要文化財)
(伝 弘法大師空海作)
本坊・持仏堂のご本尊さま。一般的な千手観音像が42臂であるなか、現在834臂もの多くのお手をお持ちになった珍しい観音像。桧の一木彫で、平安期特有の温雅で穏やかな柔らかい作風。伏し目がちな丸みを帯びたお顔立ちで、我々を救って下さる仏さまです。
↑温泉寺HPより

100円の拝観料で本堂まで案内してもらえるのですが、お堂が素晴らしいです。
ご本尊の十一面観世音菩薩さま(重要文化財)は
33年に一度のご開帳とのことで次回は
平成30年とか・・・見られませんでしたが。
でも2Mを越す大きな菩薩さまだそうで、ご開帳の時立つという場所の上の天幕の高さを見たらかなり大きいことがわかります。
本坊のご本尊の千手観音立像がとてもとてもよい仏像でした。

ちょっと見るだけのつもりが、めっちゃ長居してしまいましたが、
良いお寺にめぐり会いました。

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