入り江の小船

ヒマがあったら書く日記。

会津

2010年10月28日 22時17分30秒 | Weblog
会津若松と猪苗代・磐梯方面に行ってきた。

この日は絶好の秋晴れで東京から郡山までの間、
信越方面の名山が拝むことができた。
郡山から猪苗代に間は濃い霧がかかってきたりしたが、
猪苗代、磐梯山、五色沼ではすっかり晴れていた。



少しわかりにくいけど紅葉に染まる磐梯山と毘沙門沼




秋深まる毘沙門沼




るり沼の水面に紅葉が映えてオパールの如し


会津若松に到着する前後に音楽プレーヤーで
古賀先生の「白虎隊」と
堀内孝雄の「愛しき日々」を聞いて
旅行気分を気分を盛り上げた。





飯盛山周辺で戊辰戦争に思いを馳せれば、
忠烈今も香に残す花も会津の白虎隊の
霊前に合掌せずにはいられない。
アメリカ人でもニューヨーカー達には
「忠君?What? なんと封建的なんだ!!」
かも知れないが、ヨーロッパ人、
ただし戦前のドイツとイタリアからは
白虎隊に感銘を受けて顕彰碑が贈られている。

男塾の富樫vsミッシェルの戦闘後の桃の台詞、
「武士道、騎士道、違いはあるが、真の男の生き方に違いはない」

図画展覧会

2010年10月17日 20時18分34秒 | Weblog
T市のショッピングモールでT市の小学校と
某国のT市の小学校の、それぞれの市の
風景を描いた絵が展示されてあった。

重要港湾や造船の町つながりということで
T市と某国のT市は姉妹都市である。
ほかにも中国の九江市や
米国のグロスター市もある。

その作品の中で某国のT市の小学校の生徒が
船を描いた作品があった。、
甲板にコンテナを積んでいるようだが、
船体が灰色でシルエットが空母みたいで、
艦首付近に現地の文字と艦番号と思われる数字が
描かれているものがあった。
艦番号こそ違うけど、これって「○島」じゃね?
強襲揚陸艦かなんかの・・・。
しかも後で現地の文字を調べてみたら
「海軍」って思いっきり載ってたし。

私が小学校時代にこういうテーマの
作品を描けと言われたならば、
間違いなく、護衛艦を描いていただろうが、
そうすれば、おそらく、先生から
「軍靴の響きが・・・・」
「周辺諸国の配慮・・・」
と、「遺憾の意」を告げられて
あえなく商船や漁船といった他のものを
題材としなくてはならなかっただろう。

某国のT市の先生は日本の先生のような
感覚の持ち主ではないのか、
それとも生徒の自由な発想を尊重しているのか。
もし、後者であれば、某国のT市の先生は
えぇ先生じゃねぇか!!!!

さすがに某国の海軍の船で、あのシルエットは
「あれ」しかないから、
わかる人にはわかってしまうし、
艦名も艦名だけに日本側から
突っ込まれてしまいそうだから
せめて艦番号でも変えて配慮したのかな?




花も会津の白虎隊

2010年10月13日 16時06分36秒 | Weblog
昨今の幕末・明治維新ブームに便乗して
年末ドラマの白虎隊 (1986年)のDVDを見て
会津若松に行ってみたくなったと祖母に話してみたら、
祖母が団体旅行で会津若松に行ったことがあるのと、
詩吟で白虎隊を歌っていたとのこと。

詩吟に凝っていたことがあったらしく、
分厚い教本を戸棚から取り出してきて、
「あんた詩吟を勉強しねぇ」と渡してきたが、
楽譜と漢文が読めん、楽譜が読めないのはともかく、
書き下し文にしている漢文ですらスラスラ読めない。

白虎隊・詩吟

南望鶴城砲煙

痛哭飲涙且彷徨

宗社亡今我事嘩

十有六人屠腹僵

これではたしかに何も知らなかったら
書き下し文も書けないし、読めん。
せいぜい中学校の国語の資料集を引っ張り出して
漢文の勉強をする程度に留まりそうだ。
現代中国語でも古文の扱いになるみたいだしね。

余談だが、祖母は年配者らしい考えで
出身が長州で現住所が備前なので二重に官軍で、
会津は朝敵であるから会津の人間は
長州と備前を怨んでいると考えている。
私はあまり官軍か朝敵かどうか気にしていないけど、
昔の人間は気にするのかなぁ。