入り江の小船

ヒマがあったら書く日記。

熊本城 高瀬 田原坂

2012年12月25日 18時33分30秒 | Weblog
天下の名城の熊本城に行ってきた。





観光整備されているとは言え、勾配がキツくてえらい。
少ない兵糧の政府軍が薩軍の攻撃に耐えたのもわかる。



今度は一路、玉名方面に向かった。
年末時代劇スペシャルの「田原坂」で
堤大二郎が演じる西郷小兵衛が
見事な吶喊ぶりを見せて斃れる
ドラマティックなシーンがあったので、
死地である高瀬まで行くことにした。





駅からタクシーで西郷小兵衛の碑がある場所まで行ったが、
この道20余年のベテランの運ちゃんが
「西郷小兵衛の碑に行く客は兄さんが初めて」と
いうくらい滅多に客が行かないところらしい
碑がある場所が本当にわかりづらく、
ベテランの運ちゃんが道に迷うほどあり、
気を利かせて市役所の観光課に問い合わせてくれたが、
それでも回答までかなりの時間を要した。
観光課も場所がわからなかったらしい。

何分か経ってから観光課から回答があり、
教えられたとおりに行ってもたどり着けず、
諦めて駅に引き返そうとしたら
運ちゃんがせっかく遠方から来たのだからと
料金メーターを止めて碑を探し回ってくれた。
しばらく探し回ったら、本当にわかりづらい所に
ポツンと西郷小兵衛の碑があった。
新玉名ができたから兄さんと似たような客が
増えてくるだろうから今日は勉強になった、と
時間を割いてくれた運ちゃんに感謝。



昼を過ぎてから田原坂に向かった。





田原坂駅から田原坂公園までは徒歩となった。
時折、通り雨が降ってきて行く手を阻まれる。
私のすぐ傍で落雷したのには本当にビビった。
まさに雨は降る降る人馬は濡れる、越すに越されぬ田原坂。

官軍なみの重量の手荷物で田原坂を越えた。
右手にビニール傘、左手に紙袋、
ビール腹豊かな“自称”美少年





汗だくになってやっとの思いで田原坂公園に到着、
しばらく休憩してから田原坂資料館を見学した。





薩軍のコスプレは在り合わせのものでもできそうだな。





本田博太郎が演じる佐川官兵衛がカッコいい、
佐川官兵衛が出てくるシーンがお気に入りで
リピート再生して何度も見ている。


唐津 長崎

2012年12月24日 19時31分35秒 | Weblog
祖父の里である佐賀県の唐津に行ってきた。
十数年前に親父と一緒に行ったことがあったが、
市内を車で回り、唐津城を遠望しただけですぐに帰ってしまった。





今回、唐津城に行ってみたら石垣を修復していた。
どういう工程でなんという工法かわからないが、
なかなか目にすることができない作業を
見ることができてよかった。

唐津でイカの活け造りを食べたかったが、
予算に限りがあるのでまた次回に。



特急かもめで長崎に向かった。
ちゃんぽんと皿うどん美味すぎ。

中学校の修学旅行は長崎で、
班別行動で出島に行ったことがある。
当時の出島はがっかり名所だったが、
今は2時間くらいないと回れぬ
一大観光スポットになっていた。





長崎港に行ってみると軍艦島行きの観光船が
ちょうど入港しており、大勢の観光客でにぎわっていた。

ポルトガル軍の記事

2012年12月23日 20時51分16秒 | 軍事
先日、ウィキペディアでジョージ6世戴冠記念観艦式の記事を
読んでいたら、招待艦の一覧でポルトガル海軍のスループの
バーソロミュー・ディアスと書かれており、
その記事に我がブログが外部リンクとして記載されていた。

我がブログは軍事系としては解説がほとんどなく、
画像に対する文章が画像に対する第一印象で書かれてあったり、
画像とかけ離れた内容の文章を書いてあったりと
軍事に対する造詣が深い諸兄には眉唾物であるが、
有名サイトにリンクして頂けるのはありがたい。





30年前はミグ25のモノクロの粗い写真を数枚見るのに
書店で専門誌を買わねば見ることができなかったのに対し、
今や県境の山奥のコンビニですら求めずとも
ミグ25の写真どころか全世界の戦闘機のDVD付きの
ムックが雑誌コーナーにあったりする。
これと同じように今から30年先の山奥のコンビニには
「図説・第二次大戦中小国の軍隊パーフェクト」とか並んだりするんだろう。





某航空アニメでミルスキでなく、Bf109G-2でフィンランドが有名になったので、
この作品と関連性はほとんど無いが、今度は現在放送中の
某戦車アニメでハンガリーのトルディやトゥラーンを出してもらいたい。







壱岐 

2012年12月22日 17時34分57秒 | Weblog
博多港からジェットフォイルで壱岐に向かった。
ジェットフォイルのふわりとした感覚は酔うな。
荒天で大きく動揺する船の方がまだ耐えれる。

壱岐の郷ノ浦港に到着し、事前に予約していた
定期観光バスで壱岐一周の観光めぐりをした。

向かいには壱岐警備隊の施設が見える
かつもとイルカパークでイルカショーを見た。
ここは入り江になっているが、この日は強風が吹き、
イルカが散らす水しぶきがギャラリーの方向に向かってきた。





ガイドさんの話によれば、飼育員の女性たちは
県外者ばかりで、数年前に壱岐に遊びに来て
そのまま移住したという島ガールらしい。



勝本朝市に行って干物や雲丹などの海産物を買った。
これらに舌鼓を打ったのは帰宅してからではあるが、
瓶詰めのうにいかをご飯にのせたら美味かった。



山乃守酒造の酒蔵見学をした。
試飲で全銘柄を飲ませてもらった。
麦焼酎発祥の地で朝から飲むとは
なんとも贅沢なんだ。



昼食後、猿岩を見に黒崎半島へ向かった。
猿岩の手前には壱岐要塞の黒崎砲台跡がある。





江田島にある陸奥の主砲みたいに展示していたらいいんだけどな・・・。





ちょうど、砲台の位置から見ると猿に見える猿岩。
この巨猿を倒すために砲台が設置されたんじゃないかと
思うほどの出来ばえ。ただし、別の角度から見ると
猿の形ではなく普通の岩、同じ岩だと思えない。
奇岩と軍事遺産の嬉しい組み合わせ、男は黙っていられない。