入り江の小船

ヒマがあったら書く日記。

ウルグアイ軍

2013年02月20日 20時30分59秒 | 軍事


1943年のウルグアイ陸軍の兵隊達、
1945年2月に枢軸国に対し宣戦布告!!
「なんちゃって連合軍」の一味かよ・・・。



領海が設定される前の時代は世界の全海域が
公海のような状態だったんだろうか?
友好関係を問わず、交戦状態に無い第三国からみると、
はるか沖で英独が勝手にドンパチやって
グラフシュペーがちょっとピンチだから入港させて!
てな感じでウチの港にドイツのごっついのが来たわ。
と、迷惑極まりなかったんだろうと思う。

やすやすと入港を許した海軍は国民から
冷たい視線を送られたのではなかろうか?
「たった一隻のポケット戦艦で我が海軍の名誉は!!」
と、ウルグアイ海軍総司令が沈黙の艦隊の
リチャード・ボイスなみに叫んだことだろう。

グラフシュペーに唯一対抗できるウルグアイ海軍最大の軍艦が
1250t程度の砲艦で120mm砲2門と76mm砲4門と
艦の見た目と武装が一致してしまいそうだが、
魚雷発射管2門という伝家の宝刀を忍ばせているので
反撃してこないことを前提に先制攻撃をしかけるなど
条件さえ揃えばなんとかいけるかも。
まあ、攻撃の前に政治がどう動くのかが問題だが。




真の武器は俺自身(ラム)よ、
あえて旧式艦なのは俺自身が自分を抑えきれねえから
鈍足になって本来出せれる力を抑えているからだ。
無茶を起こしかねねえ自分が恐え・・・。
武威みたいなノリになった。




こんな軍艦もあるぞ!





Paysandu級警備艇
イタリア製







Paysanduとグラフシュペーが並ぶイラスト。
「グラフシュペーに告ぐ、停戦せよ」
てなやり取りは当然あったのだろう。

ペンネント ユーゴスラビア王国編

2013年02月07日 21時04分50秒 | 軍事
今は無きユーゴスラビアはユーゴスラビアでも
ユーゴスラビア王国時代のペンネントが6つある。



王国海軍という意味らしい。







軽巡洋艦ダルメシア
艦名のダルメシアは某映画の犬の産地で有名。
艦番号は101なんだろうか?
この艦の飼い主は何度も変わっており、
初代飼い主、ドイツ帝国
2代目飼い主、ユーゴスラビア王国
3代目飼い主、イタリア王国
4代目飼い主、ドイツ第三帝国
この4代目の飼い方が荒かったらしく、
1943年9月22日に近所(ユーゴ沿岸の島)に座礁させたり、
その3ヵ月後には英魚雷艇の攻撃で死なせている。







駆逐艦リュブリャナ
この駆逐艦は多民族国家ユーゴスラビアの理想を体現しようと
設計はフランス、機関はイギリス、兵装はチェコとスウェーデン、
建造は英仏資本のユーゴの造船所といった多国籍かつ
多民族的な面々による仕上がりとなっている。
ユーゴスラビアの星だ!!

就役してから2年後の1940年1月に事故で沈み、
引き上げて修理中にイタリアに捕獲されてしまったようだ。
1943年3月31日、座礁したところに嵐が来たので艦を放棄、
翌日、連合軍の爆撃により沈没。







水雷艇ツェル 別名T5
名前をT5と呼ぶのは味気ないように思える、
名前があるのだからちゃんと名前で呼びましょう。
オーストリア・ハンガリー帝国出身。







河川砲艦バルダル
オーストリア・ハンガリー帝国出身。
この砲艦も諸外国の砲艦と同様に
外交施設として使用できるように
内装がきれいだったりするんだろうか?
士官やVIPに出される艦内用の食器は
ヘレンドかも知れん。







魚雷艇ディナラ
ドイツのSボートを購入したもののようだ。
ユーゴ国内の造船所でも魚雷艇なら作れそうに思える。
魚雷艇の類に名前を付けられることは稀だから
ユーゴでは主力艦の一部として期待されていたのだろう。

ドイツが攻めてきて祖国が危機に瀕しても
ユーゴ軍ではセルビア人とクロアチア人が対立して
戦ができる状態ではなかったみたいだ。

ドゥブロヴニクに行ってみたいなぁ。
一人で海外に行く自信がないのでツアーで行こうかな。




ペンネント スペイン編

2013年02月05日 22時32分39秒 | 軍事
スペイン海軍のペンネントは2つ





軽巡洋艦リベルタード
本級は1番艦のプリンシペ・アルフォンソをネームシップにしているのか、
2番艦のアルミランテ・セルベラをネームシップにしているのか
よくわからないうえに、スペイン内乱の影響なのか、艦名が、
プリンシペ・アルフォンソ→リベルタード→ガリシアと何度も改名している。
このペンネントはリベルタード時代のもの。







軽巡洋艦ミゲル・デ・セルバンテス
上記の艦の3番艦、艦名のミゲル・デ・セルバンテスは
スペイン海軍の軍人として有名というよりも、
ドン・キホーテの作者ということで有名だろう。



かつてはポルトガルと世界を二分する強国だったスペイン、
今や世界経済の不安要因に成り下がっているが、
それでも必ず不屈の精神で立ち上がり、もう一度
世界の覇者として君臨する日が来るであろう。



ペンネント デンマーク・アルゼンチン編

2013年02月01日 20時19分46秒 | 軍事
デンマーク海軍とアルゼンチン海軍の
1945年までのペンネントは以下のとおり。



デンマーク海軍



潜水艦という意味らしい。
○●号といった個艦の名前でもなく、
第◎潜水隊といった部隊名でもないようだ。





哨戒艇か巡視船といった意味らしい、
巡視船よりも哨戒艇の方がかっこいいので
以後、パトロール・ボートorシップといった
意味合いで悩んだ場合は哨戒艇とする。

これも上記と同じく個艦の名前でも部隊名でもないようだ。



アルゼンチン海軍





哨戒艇ムラトゥレー
*グーグルのスペイン語の音声翻訳をリスニング能力の
低い私がカナ表記に直しているので正確性を欠くの申し訳ない。
戦時中はアメリカから貸与された艦船に頼っていた南米諸国だが、
アルゼンチンは国産艦の建造能力があるようだ。

独自で武器製造するっていう意気込みがいい。
後々の軍事本で列強国とアルゼンチンの国産兵器が比較され、
ネタにされてしまうだろうが、そんなことお構いなしに
祖国の独立と平和を保つために日夜努力した関係者に
頭が下がる思いで胸がいっぱいだ。
彼らのその努力が報われ、最近になってから同国の
国産戦車のナヒュールがガルパンの秋山殿によって
注目されたことは実に喜ばしいことだ。





アルゼンチンに行けば、現在でもその勇姿を拝むことができるらしい。
金に余裕がある人は是非とも現地を訪れて感想を聞かせてほしい。