入り江の小船

ヒマがあったら書く日記。

暗流天破

2006年08月30日 22時26分15秒 | Weblog

友人Rが肩や背中の経絡を棒で押してきた。友人Rは人体の
経絡に長けた人物で、頼めば程よい加減で押してくれるが
通常は激痛が体中を走るくらいに強く押してくる。上腕の
経絡となれば大東流合気柔術の技で用いる経絡を突いてくる。
そもそも友人Rの家に伝わる不偏流というマイナーな流派の
柔術の秘伝書があるから経絡に長けてしまったのだと思う。

それにしても以前は押されても痛くなかった足の裏の経絡が
今は少し押されただけで痛い。足の裏は身体(特に内臓)の縮図と
言われているだけにどこかわるいのだろうか?内臓のどこかに
疾患でもあるのだろうか?

かっからか

2006年08月28日 23時05分18秒 | Weblog

社会人になってしばらく県外に住んでいたことが原因らしく
故郷の土着の風習に興味を持つようになった。年間行事で
特に変わっていてこの地方にしかない風習があるかどうかが
気になる。先日、盆踊りを見に行ったが、踊り方は典型的な
盆踊りだが、唄は聴いた感じが、いかにも民謡くさい唄だが
他の地方にないものだと断言できる。私の町の盆踊りは
絶対にノリノリな踊りではないはずなのに、ある中年の
夫婦が16ビートでオリジナルのアレンジを加えてその上
一糸乱れぬほどシンクロしていて踊りの輪に入っている。
その夫婦には申し訳ないが、あまりにも浮いているために
その場で爆笑してしまった。デジカメと三脚を持ってきて
ムービー撮影しとけばよかったと少し残念に思えた。
あのシンクロした異様な踊りは三脚がないと撮影中に笑って
映像がブレてしまう。聞くところによれば、その夫婦は
毎年この町の盆踊りに参加していて、さらにこの地区だけでは
飽き足らないらしく別の地区まで盆踊りの遠征をしているらしい。

地獄の鬼女洞

2006年08月27日 23時46分08秒 | Weblog

今日、新見にある鬼女洞・宇山洞・日め坂鍾乳穴に行ってきた。
鬼女洞は観光化しようとして失敗していて観光整備を中途半端に
していてラフな格好でも入れるが、右を見ても左を見ても
いたるところにカマドウマの大群がいて気色悪い。映画の
インディージョーンズのワンシーンみたいな阿鼻叫喚の
虫地獄が広がっていた。こけかけて壁に手をついたら
一斉にカマドウマが逃げ散る姿を見てかなり寒気がした。
友人Rが突然叫び、訳を聞くと目の前でカマドウマが
降ってきたそうだ。オマケにこの鍾乳洞は鍾乳洞とは思えない
くらい暑い。この暑さでカマドウマが大量発生したかもしれない。
鍾乳洞のネーミングセンスもなかなかで女(鍾乳洞)が冒険者を
妖しく誘い、中に入れば鬼(カマドウマ)が集う地獄の世界。

宇山洞は鬼女洞のインパクトが強すぎてあまり記憶に無い。
たしか案内標識が指した道を50mくらいのドリーネを下ったところに
あった。カマドウマがいないうえに涼しくて快適だったが、途中に
ザイルがないと行けれないような場所があり、装備なしで奥へ
進むのは危険と判断して折り返した。

日め坂鍾乳穴は日め坂神社のご神体であり、神社の駐車場の近くの
ドリーネを100mくらい下ったところに大穴を空けている。
ご神体に相応しく大きくて神々しい。新見市教育委員会が書いた
案内の看板によると神の池と呼ばれる地底湖まで歩いて行けれる
ように書かれてある。中に入るとやはりカマドウマも出てこなくて
涼しくて快適である。暗闇の中を進んでいると淡い光が射してきた。
出口かと思いきや天井が崩落していて空を拝むことができるように
なっている。これ以上進めれないように思えたのでここで折り返しで
帰ろうと思ったらしゃがんで進めれる場所があったので頭を打ちながら
奥へ進んでいくと立てれるくらいの空間に出た。そこからしばらく
進んでいると宇山洞と同じく装備を持っていないと帰ってこれないような
場所があり、そこで記念撮影をして折り返した。

観光洞でないそれらの洞窟を探検するにはそれなりの装備と
体力と知識が必要だ。今回みたいにラフすぎる格好でケービングら
必要以上に体力を使ったり危険な目に遭いかけたりした。
これを怠るとケガ人や死者が出ても文句は言えない。
観光整備されていない鍾乳洞には安易な気持ちで探検するのは
非常に危険だ。私の様な素人がケービングする際にはケービングクラブに
入っているような人にガイドをしてもらう方が安全だ。


Muito obrigado

2006年08月26日 18時55分10秒 | Weblog

NHKのスペシャル番組のスタッフロールでしばしば
国立公文書館・外務省・防衛庁・米国防省・各国駐日大使館など
政府機関が協力していることがある。これは相手が国営放送とあって
信用力が高いから協力に応じたものだと思う。個人レベルとなれば
それらの政府機関からの協力を得るにはなかなか難しいと思う。

私は資料集めのためにポルトガル陸軍に協力を求めてメールを
送ってみた。相手の方もウイルスメールやイタズラメールだと
思ってメールを読みもせずに削除するだろうと思っていたが
ありがたいことに画像付きでメールが返ってきた。多分、
求めていた資料が軍機に触れないものだったからであろう。
それとも日本とポルトガルの国交が500年近くなるから
日本人には親切なのか。

精鋭こぞるK大

2006年08月23日 23時17分09秒 | Weblog

K大に通っていて夏休みで帰省している友人Rから高等数学と
物理学等についてご教授してもらったがさっぱりわからん。
本人は簡単に解説していたようだが物理学部出身とあって
あまり聞きなれないような言葉がたくさん出てきて
凡人には何を言っているのかさっぱり解からなかった。
中学程度の数学に頭を痛める私にとってこの話の内容を理解するには
四六時中このことを考えたとしても10の何乗年かかることだろう。
あまりにも理解に苦しんだのでしばらく話を聞いていなかったが、
相対性理論が携帯電話やGPSの技術に応用されているという
ところだけ耳に入った。

以前にRが通うK大を見学したことがある。日本の精鋭が挙って
世界の最先端の研究が行われているからRに恥をかかせたらいけない
と思って、当然身なりは社会人の聴講生のようにスーツを着て、
Rは馬鹿を連れて歩いていると周囲から悟られないようにするため
言葉数少なくしたりしたことがあった。