一種生けはかなり難しい。前回にも記載したが枝を1本落とす落とさないで
作品が全く違ってしまう。
右に伸びた枝、この下を向いた枝を残すか、下に向く枝の前に
真っ直ぐに伸びていた枝を残すか、彼女は大分悩んだ。
そこで、上の枝を残した場合のイメージを「強く生きているって感じになるでしょ」
下の枝の場合は強さよりエレガントさが強調されると思うけど、
あなたの今日の気分で選んでみなさい」とアドバイスした。
彼女は今日は優しさを感じる作品にしたいと。
彼女のイメージ通りの作品に仕上がり、満足そうだった。
小野崎しのぶさんの作品
作品が全く違ってしまう。
右に伸びた枝、この下を向いた枝を残すか、下に向く枝の前に
真っ直ぐに伸びていた枝を残すか、彼女は大分悩んだ。
そこで、上の枝を残した場合のイメージを「強く生きているって感じになるでしょ」
下の枝の場合は強さよりエレガントさが強調されると思うけど、
あなたの今日の気分で選んでみなさい」とアドバイスした。
彼女は今日は優しさを感じる作品にしたいと。
彼女のイメージ通りの作品に仕上がり、満足そうだった。
小野崎しのぶさんの作品

白い花器に白いお花、椿の葉が綺麗な緑色
うん、やっぱりエレガントかな?観ているうちにそう思えてきました。
後ろに立っている1本の短い枝、無くてもいいですか?
お稽古でこの椿の枝を見たとき “手強いやつ!どうしてくれよぉ”と。でも生け花ならでわの枝の曲線の美しさにとても魅力を感じているので 大変ですが 楽しい枝作りでありました。今 この椿 可愛らしいピンクの花が咲いてにぎやかになりました。
そのときの想いを迷いなく枝作りに活かせるようになりたいです。
枝を残すか、切り落とすか、お花にとっては、出来上がる作品が全く違ったものになる,厳しい選択だと思うのですが、真蘭さんの、助言の素晴らしさに感動しました。
生ける人の気持ちを十分尊重しての、お花の先生真蘭さんに学ぶ生徒さんは、幸せですね。
その結果の作品、納得しながら拝見しています。
切らざるべきか・・
私はあった方がイイと思う
写真に手をあてて隠してみました
無いとバランスが崩れてしまいそう・・
と、
分からないくせに 感想を書きました
「強さ」か「エレガントさ」か
そういう風に考えて活けるんですね
それなら私にも 感覚でわかりそう~
後ろの枝は、しのぶさんも迷ったところです。
無くす場合は、右に伸びた枝先の葉を少し落として軽くする事です。枝がとられた分、根元が軽くなりますのでバランスをとると良いでしょうね。
その時のご自分の気持とか、枝との出会いとか、いろいろな事に左右されるものですから。
しのぶさんの感性が、この作品にちゃんと表現できていますよ。
ただ、大事なことは枝を残した時、落とした時のバランスを考えてみる事でしょう。
何時も言うことですが、近視眼的にならず、ご自分の作品を離れた所から、客観的に見るという習慣を忘れない事です。
後から「こうアドバイスすればよかった、ああすればよかった」と、反省ばかりです。
でも、若い方々の感性に日々触れられることはありがたいことだと感謝です。
指導しているようですが、楽しい事、学ぶことの方が大です。
*何時も私が生徒さんにやっていただいて *いる事です。
無いとバランスが崩れてしまいそう・・
*そうすることで、ちゃんと分かるんです よね 笑
こむぎさんすごいです。何も教える事が無い。そんな人がお稽古に来たらどうしよう
真蘭さんの教室に入ったら・・
想像するだけで
冷や汗が出ますよ~(笑)
ユニークなアイディアで、お教室が活性化すること間違いなし。
あ~近ければお願いに日参するのに