昨年で全てのボランティアを辞退していました。
でも、今回、世田谷区の社会福祉協議会からの紹介で、是非お願いしたいと
要請がありましたので、月1回だけならとお受けしました。
なぜ受けたかというと、施設長の姿勢に共感したからです。以前伺っていた高級有料老人ホームと違い
ハード面では格段の違いがありますが、ソフト面での人間的な優しさが感じられたからです。
施設はこじんまりしていますが、家族的で、とても清潔です。
施設長のN氏は未だ若干43歳。「毎日入所者の方が何かやったという充足感を持っていただきたい。
何もしない日が無いように、文化的活動も取り入れたい。人から与えられるだけではなく、自分で動き
自分で作る、そんな活動にアレンジメントは良いのではないかと思った」
そうそう、良くお分かりだわ。花は、「色、香り、触感、等」五感を刺激するのでお年寄りにもとても良いんですよ。
と言う事で、第一回目が終わりました。予定した参加者より3名も増えて、13名でした。
申し込まなかった方の花のやりくりガチョット大変でしたけど、施設側で有る花を用意してくださったり、とても
協力的で助かりました。 製作途中の作品
完成した作品 以前お花をやっていらっしゃった方は花を短く切るのに
抵抗が有るようです。出来栄えはどうでも、お花を綺麗、嬉しいと楽しんでくださることが一番です。
作品を仕上げた後の皆さんの嬉しそうな顔、それが私たちへのご褒美です。