四柱推命≪詩子の推命日記≫

四柱推命に関する日々の命理的考察およびフリートーク

乙日干水旺生まれ・・・水多!

2012年07月05日 10時33分13秒 | インポート
 正式名は姫ヒオウギすいせん


★難易度Ⅰ
 先日、中野アナの命を見てて乙日干で水旺生まれについて少しだけコメントをと・・・・。
 
 乙は甲とは違います。陰陽はもちろんですが、その特性の問題です。甲は大木をイメージします。丙火と湿土あればよく育ちます。水に関しても壬よりは癸水の生を喜ぶと・・・それに対して乙木は丙火(もちろん夏以外)を必要としますが、陰干ですので剋は好みません。癸水の生は同じく喜ですが、丙火なくしては湿の乙木は生剋幇はできません。寅卯の根があれば、話は別ですが・・・ここは水旺の話!!!
 
壬水は乙には忌の傾向。これも誤解があってはいけないのですが、夏月火旺の生まれの乙に癸水では八字の調候はとれませんが、こんな時は八字全体としては壬水を取ります。これに関して何度も言及した記憶があります。
 
 話はもとい・・・です。乙日干水旺生まれは気にしなければならないことがあります。水多による「浮木(ふぼく)」です。つまり「印多」となることです。陽の甲木よりは浮きやすいと言えます。
 
 木日干で水旺生まれにこれ以上の水は不要です。日干も極弱とはなりにくいでしょう。それよりも丙火の調候が必須です。木日干は丙火に洩らすことにはなりますが、洩らす以上に調候の喜が優先するのでしょう。それに水の印あれば、極弱とはなりませんから・・・!!

 また乙に丙火は夏以外は「反生」となります。反生とは乙なら丙火がそばにあって湿木を暖火が温め、燥に近づけ、強くすることと、また乙の嫌いな庚官殺を制してくれるので却って乙は強くなるということなのです。これと同じことが辛金と壬水にも言えます。壬が丙と相打って辛金は強くなる!同じです。
 
また陰陽からも陰干と陽干は相性がよいとも言えます。ただ反生については他の丁と戊、己と庚、癸と甲については上記のような反生は断言できません。いずれも「土」が絡みますので、八字をよく精査しないと簡単には言えないのです。土は極めて複雑ですから、水火のいずれに加担するのか・・・これが問題なのです。
 
そんな観点からみると中野美奈子さんの命はいいですね
 己未
 丙子
 乙卯
 ○○ ですが丙火が月干にあります。卯に根です。水に浮くような命ではありません。それでも陰干ですからこれ以上の水は不要ですので今年の壬辰はイヤでしょう。わかります。
 
 話は別ですが、乙で水旺月でなくても乙は神経を遣う傾向です。浮けば、神経の問題となるかもしれません。根もなく調候もない乙日干なら水旺運で年運の壬辰など重なるときは要注意です。おまけに配偶者が壬の強力な命なら余計に・・・これは知り合いの女性にもこのようなカップルがいて、大変な事態になったので、ここ数日は頭から離れないのですが・・・・ここで書くこともはばかられますので悪しからず。
 ぐちゃぐちゃと書きましたが、「乙に壬」が頭をかき回していますので・・・というか事例にあまりにも衝撃をここ数日は・・・・です。
乙日干で丑月とて同じこと。
 


 ベゴニヤ 珍しくもないです。

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