四柱推命≪詩子の推命日記≫

四柱推命に関する日々の命理的考察およびフリートーク

乙日干丑月土王生まれ

2014年01月22日 21時39分58秒 | インポート
最近買った「 大人のエンピツ」です。書き心地がいいです。

★難易度Ⅰ
本日命としたいのですが、癸巳日です。二日後は乙未日です。丑月乙日干でやってみたいですね。

 癸巳
 乙丑(土)
 乙未
 丁丑 でやってみましょう。

特徴的なのは全陰干支です。そして地支には陰の土性支がダブル冲で・・・天干には癸乙乙丁と!!粘りの干支がずらり(笑)。
乙日干丑月土旺の生まれですので一応、財格です。日干乙は根はなく、丑中の癸水に頼るのみです。そして丑月独特の寒令で湿の極みですので扶抑よりも調候の丙が第一。また乙日干ですので丙の反生も期待できます。干の特性からも陰干ですから根があって食傷生財となるのが理想です。これがこの八字が望む方向性です。つまりますます丙火をと・・・推します。

 さて、八字には丙はありません。代わりというわけではないですが、時干に丁火があります。乙丁では丙のような作用は望めません。また丑に晦火晦光して乙には無情です。年支の巳は同じく丑に晦火晦光と根ある癸水の剋もあって無情。しかしながら、いずれも八字全体には及ばないものの調候という点では喜です。

 また月干乙も日干への幇の力はありません。年干の癸や丑中の癸の生はありますが・・・これは日干より印の恩恵は厚いと言えます。しかし日干への作用とはならないのが残念です。日干乙は月支丑中の癸水と時支の丑中の癸水の生に頼ります。

次に地支の土性支のダブル冲です。陽理論では解冲ということですが・・・まあ、このあたりは土性支ですので朋冲ということで3支ともやや減という程度に考えます。つまり全支残って固有の支として働きます。未も働きます。

よって日干乙は地支の土財に任じることになるのですが、どの程度か・・・理論では乙は未くらいは制す!!ということになっています。単純に2乙対2丑1未です・・・冲により減力あってと、考えてもわかりますが、日干は任財不可能です。

数値にするのは控えますが・・・
日干弱
用神:丑中癸
喜神:水木・・・水も過多は浮木に!
忌神:土金
閑神:火・・・火も過ぎれば忌。洩気に耐えうることが条件

大運です。
 順行運は木火と東南を巡りますので喜の傾向です。第一運は丙寅です。
 逆行運は水金と西北を巡りますので喜は望めません。水運は浮木を危惧し、金旺運は純金運となります。全陰干支と粘りの性情で乗り切るのでしょうか!!案外、忌とは言え、性情からも危険は避けて生きるのではないでしょうか!!女命なら順行運ですので第三運の戊辰運以外は初運から喜ですので人生設計は順調に行くと思われます。第七運以降の金水運は体調管理の万全を期せばよいかと思われます。男命なら逆行運となりますので人生の苦労がつきまといそうです。乙未丑の性情で頑張って頂きたいところです。地道にコツコツと粘り強く生きる、これですね。

 後になりましたが、丑月は土旺といっても水が深いとされています。この八字は未燥土とぶつかりますのでやや水気は減ですが、それは水多を避けているかとは思います。


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