社会不安障害:SAD、ボランティアとセカンドライフ

SADで会社を休職したが、一年で復帰し、無事定年を務めて、その後の生活とボランティアについて気ままに掲載中

完全リタイア後の大先輩方の近況

2013-10-14 21:50:44 | セカンドライフ

交際接待費(+自腹)で、既に退職された大先輩達との飲み会が開催された。久しぶりの東京の大先輩との飲み会だった。6年以上となる。この大先輩を含め、既に退職された大先輩が3人。本当に懐かしい。そして近況を聞くことができた。3人とも会社人間(と思う)の方々だった。

  • 最初の大先輩は今年3月退職された私の部下だった72歳の大先輩
    実は一番心配していた。何もする事がなくてどうされているのだろうかと・・・

    退職後、奥様がご病気になられ、入院されたらしい。
    そしてその後大先輩は主夫をされていたとの事。朝ごはん、昼ごはんも・・・そして夜も?。飯は前日の冷や飯で良いと昔では考えられない発言をされていた。
    そして庭の整理も。かなり愚痴も入っていたが、取り敢えず安心した。

    しかし、まだ地域社会との接点があまりないようだ。将来はすごく心配だ。図書館にも最初は行かれたらしいが、どうも同じ年代の方がいるといやになったようで、やめられたとの事。
    今後更に、一人の時間が増えると心配だ・・・。人と話す事が少なくなるとボケるのも早いし・・・(失礼)
  • 65で退社されて数年経つ大先輩。退職後も業界動向に詳しかった。
    実はこの方は全く心配していなかった。

    結果、どうもそうらしい。この方が好きな分野と好きな位置づけでその活動をされているようで、感心した。
    大阪のある歴史研究会に参加して、既に幹事となられて積極的に活動されているようだ。なんと名刺まで持たれていた。私は貰うことも深く聞くこともしなかったが。

    定年退職後に会社を離れて、何をするか?

    ある意味この大先輩は、既にその方向性を見つけられたようだ。会社と離れては上記の研究会。そして会社との関係では、会社の同窓生や工場の仲間のつながりで絵画展やその他の色々なイベントにも参加されているようで素晴らしい。
  • 3人めの大先輩。東京の単身赴任時代に毎晩飲みに行った大先輩だ。
    この方も実は心配していた。趣味がないと言われていたからだが・・・。

    風邪の便りに、マンションの掃除をされていると聞いていたが・・・。

    久しぶりに遭ったその瞬間にすぐ分かった。この大先輩が一番健康だと。元々痩せていらしたが、日に焼けて、更にがっちりした体で現われられたからだ。

    シルバー人材センターの仕事で、週4日、一日2時間。決められたマンションのモップがけをされるそうだ。最初はなかなか難しくて、センターの方に教えてもらったそうだ。なかなかの力仕事らしい。早朝の仕事の為、毎朝4時起きとの事。仕事から帰ってきて朝寝をされるらしい。
    時給は980円。毎日2時間×4日×4週間=31,360円。これはなかなか素晴らしい仕事ではないだろうか?朝早いし、かなり重労働のようだ。当然夏は暑いし、冬は寒い。しかし健康の為と考えるとこれは素晴らしいと思った。その結果、少しかも知れないが、このお小遣いが手に入る。

    更に、囲碁を始められたとの事。人材センターの方に勧められてと大先輩は言われた。

    更に、「実は、株も考えているのだが・・・」と私に相談されたが、「先輩、株は甘くないですよ。一日2時間から3時間、パソコンで情報分析しないとダメですよ!」と釘を刺すと、「ウーン、今はその時間はないな!」とあきらめられたようだが・・・。後輩に聞くと株の話は昔からされていたようなので、これはボツかなと思った。

    まあー、いずれにしても、この大先輩は、シルバー人材センターで仕事をするうちに、地元で少しづつ人脈が広がっているようで安心した。
    東京の方にも孫がいるとの事。たまに散歩につれて行くこともあるようだが、やはり体力が必要と話されていた。

65歳までの定年後の再雇用期間はとっくに過ぎ、その後の人生で更に働かれていたのは、お一人だった。それも活き活きと。そして逞しく。

その背景には、年金だけでは厳しいと言うハンディが大先輩にはあるが、一方ではどうも孫のような気がした。大先輩には二人のお嬢さんがいた。そのお孫さんが東京に。そして今回の大阪のお孫さんの運動会。そう次の生きる楽しみの為にはお金が必要だ。その為にプライドなど捨てて、高齢者でもできる仕事。それは確かに限られる。大先輩の仕事。それは定番だが、その定番の仕事でもそれを仕事としてするのは、難しいと思う。

最初の大先輩はハッキリ、自分はできないと言われた。もちろん、そんな安い給料でできるか?と言うプライドがあるとは思うが・・・。

いずれにしても、久しぶりに大先輩方の近況が聞けてよかった。


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