羽根のないダイソン製の新型扇風機「Dyson Air Multiplier」、一体どういう仕組みなのかがよくわかるムービーいろいろで、ダイソンの新型扇風機の記事 が掲載されているが、実は初めて知ったのは、ジョーシンやパソコン工房で配布されているBCNランキングと言う雑誌の2010年1月号からの記事からだ。
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ネットで検索すると、多くの情報を集める事ができたが、ネット社会とは凄いと改めて感じたが、別の意味で紙による物理的な媒体つまり新聞や雑誌等から新しい商品を知る事も多いと言う事実だ。これがあるので、未だに新聞や雑誌を取り続けているのだが・・・。つまり、ネットでどんなに検索できる様になっても、知らなければ、検索もしようがないからだ。これは多分に辞書などを引くときに、特定の単語を検索するのに電子辞書を使うのと昔ながらの紙の辞書を使う感覚に相当する。電子辞書は目的の単語等の検索はすばやく検索できるが、昔ながらの紙の辞書を使って知りたい単語を調べたりしている過程で、その前後で面白い意味を見つけてびっくりする事があるのと同じだ。個人の能力は所詮限界があるし、それを是非としたインターネット利用では、所詮その利用度も限界があるのは自明の理というものだと思う。所詮PCもインターネットもツールに過ぎない。
さて、今回も前置きが長くなったが、大不況(は、不況が有っても好不況が交互に来る)と言うか著名な方によると戦後最大のバブル崩壊と言う方が正しいと言う意見もある。つまり戦後の荒廃からの出発を意味する事から、大企業より中小企業の方に分があるが、その過程は試行錯誤となろうと言う意見である。上記でインターネット等のネットの世界では、所詮限界がある事を述べたが、一方で特定のテーマや課題解決に絞り込めば、大企業と同じかそれより先を行くサービスを受ける事ができる世の中になっている。
私が、定年についての再考で掲載した来年の目標のイントラやグループウェア等を自前で用意する等を考える事自体が本当は、時代遅れだと私的には認識しているが、それが親会社では色々なしがらみで許されない為、その目標を個人的にはあげているし、私個人的の技能があるからそれの実行を考えられるのであって、本来はそうではない。本業に徹する中で、とことんビジネスを考える事が重要であると思う。
今回の記事で言いたかったのは、2つ。
- 所詮インターネットもPCも道具に過ぎないが、その使い方次第で、中小企業は大手と同じ土俵に立てる可能性を持っている。しかし余りにもインターネットを含むIT技術に依存しては、ビジネスのねたを見逃す。従ってアナログ的な視点で昔ながらの雑誌や書籍を多く読む事は必要と思う。
- ダイソンのトンでもない新商品、羽のない扇風機。既にネットで多くの方が記事を掲載されているが、売れるかどうかよりその発想が常識はずれだ。つまり扇風機ながら、羽がない!!!。しかもその価格が、また掃除機と同じで常識はずれの価格となりそうだが、さてどうなる事か?
私的には、バブルの時代であれば、確かにニーズがあったと思うが、今の大不況、バブル崩壊の後では、たかが扇風機に何処までお金を払うか?もちろん、今でも高額所得者がいる為ある一定の需要は勿論あると思うが・・・。
と、上記2の否定的な意見を取って貰いたくはない。現実はそうなりそうだが、そうはならないで欲しいと言う、常識を覆す技術やアイディア・発想を生み出す事が重要だと言いたいのが今回言いたい事だ。羽がない、扇風機。これが格安で販売されればよいのだが・・・。
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