社会不安障害:SAD、ボランティアとセカンドライフ

SADで会社を休職したが、一年で復帰し、無事定年を務めて、その後の生活とボランティアについて気ままに掲載中

人生の目的(何のために働くのか)その3

2007-10-08 03:19:52 | セカンドライフ

重い・暗いテーマですが、再々再度また掲載する事にします。つい前に「自分が何の仕事がしたいか?」という話で最後に話をしましたが、これに関する話です。クレジットカードのゴールドになると毎月送られてくる月刊誌に掲載された記事からの話です。
※「DC CARDの定期刊行物 GRANの10月号の記事:あだち のりひさ氏の「ただならぬ定年後」を読んで、これにも共感する次第です。

団塊の世代が定年を迎える時期にさしかかり(実際は今年から毎年大量に退職)にあたり、定年後に何をするかについての話である。

1)定年後に何をして過ごすかについて考える際に、自分が得意な分野が何かを再点検する事である。
 例えば、子供の頃にしていて、あっという間に時間が過ぎた事は、少なくとも苦ではなかったはず。仕事や生活に追われるうちにあきらめてしまったものを再開することも、新しい世界を切り開くきっかけになる可能性がある。

2)自分の体を使う事。つまり例をあげれば、音楽を聴くのが趣味な人は、楽器を習うとか、合唱に参加するとか。。。

3)一芸を極めることである。自分が楽しむもので、あるが、ある程度のレベルに達したらその芸を他人に披露するなどして、評価が得られる機会を作る。

4)そうした芸を研鑽する為の場を確保する事。用は趣味を同じくする気の合う仲間を得られ、孤独に陥ることなく社会性を保つ事。

5)この芸をとっかかりにして、社会に関わっていく事。
 電気機械をいじるのが得意で、地元でボランティアを始めた所、子供や親世代から大喜びされている人がいる。また木工工作が趣味の人は子供やPTAを対象にした竹トンボ教室の出前事業を始めた所、これが大変好評ぶりで。。。

実は個人的には、これができれば、最高に幸せかなと思う次第ですが、実際はなかなかできないのではと思う次第です。なぜなら、自分が得意な事は実は本人は分からず、他人の方がよく知っている本人の専門や得意な所を知っているものです。
従って、私流に言えば、定年退職後の仕事や何をするかについての考え方は大体、このあだち氏の考えと同じですが、自分で考える、結論を出すのではなく、付き合いの長い仕事仲間にアドバイスを受ける方が、世の為人の為になると思います。
知らぬは本人ばかりで、自分が得意と思っていてもそうではなく、自分は何でもないと思って入ることが、実はその人の得意な事であることが多いと勝手ながら私の持論です。まずまちがってはいないと思います。(自分で自分の能力やその評価を理解・判断できる人がいたら、それは。。。)

 


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