社会不安障害:SAD、ボランティアとセカンドライフ

SADで会社を休職したが、一年で復帰し、無事定年を務めて、その後の生活とボランティアについて気ままに掲載中

五十嵐貴久『こちら弁天通りラッキーロード商店街』

2015-09-06 16:58:57 | 趣味(読書)

五十嵐貴久『年下の男の子』に続いて、五十嵐氏の作品を読んだ。『こちら弁天通りラッキーロード商店街』と言う作品だが、この作品も甚だしく軽い。『年下の男の子』『1981年のスワンソング』と同じく軽いノリで読める作品だ。決して深く考えないで読む作品だ。梅田への往復電車の中で読めてしまった。

実際にこの作品の中で登場する商店街だが、日本の多くの地方都市で実際こうなっている気がする。それを実際に復興させるのは、現実問題としては、厳しい状況だ。この本の中で、均一100円で売れば良いと言う簡単な話ではないし、実際にそれを個人商店がしようと思っても実現は無理だろう。だからこそ、軽き気持ちで読んで欲しい。まともに考えたら何もできないのも事実だろうから。

こちら弁天通りラッキーロード商店街

書籍名:こちら弁天通りラッキーロード商店街
発 行:2013年1月20日初刊
いがらし たかひさ
著 者:五十嵐 貴久
発行者:駒井稔
発行所:株式会社光文社
価 格:1500円+税

縦1段組み380ページ

弁天通り上
弁天通り下

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