宮部みゆき『名もなき毒』を読んだ時に、この作品がシリーズ物だと思い、続編を探した。するとすぐ出てきたのが『ペテロの葬列』と言う作品だった。あれ、これは以前TVでやっていたな?と言う事を思い出したが、余りそのあらすじを覚えていない。確か小泉孝太郎が主人公の杉村三郎役をやっており、あまりキャストが適役とは思えなかったが・・・
と言う事で、原作を読む事にした。かなりの長編だった。
やはり、面白い。そして最後は何んとも言えない寂しさが残る作品だった。今多コンツェルン会長の娘と離婚し、グループからも離れた杉村三郎はその後どうなるのだろう?探偵をやっているのだろうか?次回作を期待したい(既に発表されている?)。
それにしても、宮部みゆき氏と言うのは凄い。どうしてこんな凄い作品を作れるのだろう!
書 籍:『ペテロの葬列』 縦1段組み685ページ |
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