社会不安障害:SAD、ボランティアとセカンドライフ

SADで会社を休職したが、一年で復帰し、無事定年を務めて、その後の生活とボランティアについて気ままに掲載中

宮部みゆき『ペテロの葬列』

2015-09-17 10:31:54 | 趣味(読書)

宮部みゆき『名もなき毒』を読んだ時に、この作品がシリーズ物だと思い、続編を探した。するとすぐ出てきたのが『ペテロの葬列』と言う作品だった。あれ、これは以前TVでやっていたな?と言う事を思い出したが、余りそのあらすじを覚えていない。確か小泉孝太郎が主人公の杉村三郎役をやっており、あまりキャストが適役とは思えなかったが・・・

と言う事で、原作を読む事にした。かなりの長編だった。

 

やはり、面白い。そして最後は何んとも言えない寂しさが残る作品だった。今多コンツェルン会長の娘と離婚し、グループからも離れた杉村三郎はその後どうなるのだろう?探偵をやっているのだろうか?次回作を期待したい(既に発表されている?)。

それにしても、宮部みゆき氏と言うのは凄い。どうしてこんな凄い作品を作れるのだろう!

ペテロの葬列

書 籍:『ペテロの葬列』
著 者:宮部みゆき
発行日:2013年12月25日初刊
発行者:加藤潤
発行所:株式会社集英社
価 格:1,800円(税別)

         縦1段組み685ページ

ペテロの葬列扉下
ペテロの葬列扉上

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