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竹内しげやす 市政チャレンジ日記

新米議員から四期目を向えて市政にチャレンジする奮戦記。
一歩一歩目標に向け前進する日々の行動を日記風に。

イノシシ被害防止ワイヤーメッシュ柵 修復作業

2018年08月27日 | 有害鳥獣被害防止対策
平成30年8月27日(月)
お早うございます。

昨日(8/26)は、三谷祭保存会親睦ソフトボール交歓会の開会式に出席した後、
先日の台風で樹木が倒れイノシシ被害防止柵の金網が破損したので、修復作業を行う為、原山から砥神山への登山口エコトイレ付近に移動いたしました。



破損の状況




山人元気会のメンバーの方5名と一緒に修復作業を行いました。




無事修復完了です。・・・山人元気会の皆さんありがとうございました。

イノシシを何とかして欲しい! と言うご意見を頂いております。
今できることは、蒲郡全体の山すそをワイヤーメッシュ柵を設置し、人間とイノシシとの住み分けをしっかりと行うこと。
それから、柵の内側に棲みついているイノシシの徹底駆除ではないでしょうか。
野生有害鳥獣被害は全国的なものとなっています。さらに、人が襲われるという事故も起きています。
蒲郡市でも大塚町の方がイノシシに腕を噛まれるといった事故が起きています。
全国市町村の先進事例などを参考にしながら、引き続き、有害鳥獣被害防止対策に取組んで参ります。


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平成30年度 蒲郡市鳥獣被害防止対策協議会総会

2018年05月31日 | 有害鳥獣被害防止対策
平成30年5月31日
お早うございます。

<5月31日今日は何の日>
1920年日本海軍の長門型戦艦「陸奥」が進水。
陸奥(むつ)は、大日本帝国海軍の戦艦。
艦名は青森県から福島県にかけての旧国名・陸奥国を名前の由来に持つ。
帝国海軍の象徴として日本国民から親しまれたものの、1943年(昭和18年)6月8日に主砲火薬庫から爆発を起こして沈没した。




さて今日は、少し話は遡りますが、5月29日に蒲郡市役所303会議室にて「平成30年度 蒲郡市鳥獣被害防止対策協議会総会」に出席いたしました。
平成29年度の事業報告並びに収支決算の報告。
平成30年度の事業報告並びに収支予算の承認。
その後、ワイヤーメッシュ柵の設置状況や捕獲状況の報告がありました。

平成29年度神ノ郷地区設置状況


平成30年度坂本地区設置予定区域






ワイヤーメッシュ柵の蒲郡市全体の設置状況・・・坂本の一部、清田、五井、豊岡の一部がまだ未設置となっています。


大塚では人がイノシシに襲われる事故が起きています。
また、街中にイノシシが出没、多数の目撃が報告されています。
一日も早く万里の長城(ワイヤーメッシュ柵)を完成させ、人とイノシシとの住み分けが急がれます。
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有害鳥獣被害防止対策最前線

2018年04月15日 | 有害鳥獣被害防止対策
平成30年4月15日(日)
お早うございます。

今日は、有害鳥獣被害防止対策最前線の記事が載っていたので紹介いたします。
 鳥獣による農業被害に悩む熊本県高森町と福岡県直方市は、総務省の“ICT まち・ひと・しごと創生推進事業”を活用して、ICT化した箱罠でイノシシを捕獲する「広域鳥獣クラウドサービス」を実証。日本初となる富士通の画像解析技術によって効果的 に成獣を捕獲することで、農業被害の低減を図った。また広域に散らばった箱罠の情報を無線ネットワークでクラウド上に集めることで、重労働だった箱罠の見回りの効率化に繋がった。

 農林水産省が調査を始めた1999年以降、鳥獣による農産物の被害は年間約200億円前後(国全体)で推移している。近年では、鳥獣被害防止交付金として年間100 億円の対策費用が投じられているにもかかわらず、被害額が目に見えて減少しているとは言い難い。

 被害が深刻化している要因は主に、鳥獣の生息域が広がったこと、耕作放棄地が増えたこと、高齢化による猟師の減少などが考えられる。特に収穫期の被害は深刻で、その影響は耕作放棄や離農にもつながるため、産業の大部分を農業が占めている自治体にとっては深刻な問題だ。

 今回、広域鳥獣クラウド・プロジェクトを実施した熊本県高森町と福岡県直方市も、こうした鳥獣による農作物の被害に悩まされ続けており、高森町では例年約5 千万円、直方市では1 千万円の被害を受けている。全国的に見て農作物の被害はシカ、イノシシ、サルが全体の7割を占めるが、両自治体にとって最も深刻なのはイノシシによる被害だ。

鳥獣対策の課題は、「箱罠の見回り監視などの作業負荷の軽減」と「生息頭数の効果的な削減」の2 つが挙げられる。

 両自治体とも捕獲数が増加傾向であるのにもかかわらず、イノシシの生息頭数は減少しなかった。これは捕獲以上に生まれる個体が多いからだ。一頭の雌が年間に4、5 頭を出産するため、例えば高森町の場合でも捕獲を強化(2012 ~ 2014 年度で1,823 頭を捕獲)しても、結果的に被害額は横ばいという状況が続いた。被害を減らすには生息頭数を減らさなければならないが、そのためには成獣を効果的に捕獲する必要があった。

 鳥獣対策について共通の課題を抱える高森町と直方市が富士通と手を結び、ICT を活用した広域鳥獣クラウド・プロジェクトに取り掛かったのは2014 年。総務省の進める“ICT まち・ひと・しごと創生推進事業”を活用し実施された。

 システムはまず、赤外線センサーで鳥獣を検知すると監視カメラが起動。次に画像解析によって成獣か否かを判別し、事前に設定した大きさ以上の成獣のみ箱罠の扉が自動で閉塞。捕獲後は捕獲通知や画像が自治体や地元の猟友会にメールで配信される。

この成獣・幼獣の判別には「日本初の画像解析技術が使われており、より精度の高い判別が行われるということで、この点も魅力的なポイントでした。
ただ、広域鳥獣クラウドは全国的にまだ新しいサービスであるため、本格稼働までにはいくつか解決すべき課題があった。例えば各箱罠の監視カメラの映像データは無線ネットワークでクラウド上に集められるが、場所の選定を含めて設置場所の電波状況や電波の到達範囲を念入りに調査する必要があった。

また、従来の捕獲方法に慣れた猟師や関係農家にICT 箱罠の利点を理解してもらう必要があった。高森町と直方市はそれぞれ、事業中のアドバイザーとして密に連携を図っていた九州自然環境研究所(高森町)、地域環境計画(直方市)と共に説明会を重ねた。

説明会ではICT 箱罠の仕組みから実際の利用方法などの説明を行ないました。「猟師や農家の方々も、最初はスマートフォンやタブレットの操作に戸惑っていましたが、徐々に慣れてきました。捕獲時にメールで知らせてくれるだけでなく、クラウドの画面で箱罠の状況を画像で確認でき、さらに事前に捕まえるイノシシの大きさや捕獲する時間帯などを細かく設定できるので、非常に利便性が高いです」。

 様々な検証を重ねて2016年から本格稼働。現在、高森町で29基、直方市で30 基の箱罠がクラウド上で監視されている。「やはり劇的に変わったのは、無駄な見回りの必要がなくなったことです。以前は捕獲に気づかずイノシシが檻を破って逃げてしまうケースもありましたが、導入後はスマートフォンやタブレットに捕獲情報を即座に知らせてくれるのでそういった心配もなくなりました」と植田氏。また毎日の見回りがなくなることで箱罠の周囲に人間の匂いが付かず、イノシシを誘い込みやすいという利点もある。

また、生息頭数の効果的な削減についても大きな成果が出た。共同でシステムの開発を行った福岡県農林業総合試験場 畜産部専門研究員 村上徹哉氏によれば「成獣(体重20 キロ以上)の捕獲率は、2008 年~2013 年度の平均46%から、ICT 箱罠を設置後に65%まで向上した」という。高森町猟友会隊長 後藤 広一氏も、「ICT 箱罠を導入後、大きなイノシシが効率的に捕れるようになった」と、その効果を喜ぶ。

捕獲数も上昇傾向で高森町の場合、イノシシとシカは年間900 頭ずつ、サルについては年間30 頭を目標にしているが「概ね良いペースで捕獲できています。実際にシステムを運用するためには、生態調査費用および機器の保守などに年間200 万円のランニングコストがかかりますが、それ以上に被害低減が見込めるので費用対効果は絶大です」と植田氏。

また直方市の場合も「例年、捕獲数が約100 頭(イノシシ、シカ、サルの合計)で推移していましたが、最近は概ね200頭を超えています。被害額15%低減という目標もほぼ達成できていますし、この結果には大変満足しています」と田中氏。

ICT 箱罠の効果は他にもある。「例えば“見える化”が実現できたことでイノシシの生態が以前よりも詳しく分かるようになりました。設置箇所による細かなデータが残ることで、今後、どんな場所にどのように設置すればより効果的に捕獲できるか、少しずつ解明されると思います」と村上氏は話す。

広域鳥獣クラウドによって被害低減を実証した高森町と直方市だが、まだまだ深刻な鳥獣被害に悩まされている自治体は多い。「広域で導入すると、例えば追い込みをかけた有害獣を隣接する地域で捕獲するなど、コスト以外にも利点があります。より相乗的な効果を生むという意味でも、広域鳥獣クラウドを広めていただきたいですね」と植田氏は広域鳥獣クラウドの今後の展開に期待している。
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イノシシに襲われ3人軽傷

2018年03月04日 | 有害鳥獣被害防止対策
平成30年3月4日(日)
お早うございます。

昨日(3/3)テレビで、蒲郡市大塚町で、イノシシに襲われ3人軽傷というニュースを見ました。
今朝の東日新聞に掲載されていましたので紹介いたします。

 3日午後、愛知県蒲郡市の住宅地や畑で50代から70代の男女3人が相次いでイノシシに襲われ、軽いけがをしました。
3日午後3時ごろ、蒲郡市大塚町で「イノシシに人が襲われている」といった通報が警察に相次いで寄せられました。
警察によりますと、70代の女性が自宅の駐車場にとめた車から降りたところ、イノシシに襲われ右腕をかまれたほか、女性の叫び声を聞いて家から出てきた50代の息子も左ひくらはぎをかまれたということです。
また、その場所から西に400メートルほど離れた畑で作業をしていた60代の男性も、右太ももや左腕をかまれ、病院に運ばれて手当を受けました。
いずれもけがの程度は軽いということです。

 警察によりますと、イノシシは午後4時半ごろ現場近くの林のなかで市から要請を受けた地元の猟友会によって射殺されたということです。
最初にイノシシにかまれた70代の女性は「山の方からイノシシが突進してきて服の上から腕をかまれました。近くで畑作業をすることがありますが怖くて行けません」と話していました。
現場はJR三河大塚駅から西に1キロあまりの住宅や田畑が広がる地域で、警察は当時の状況を詳しく調べています。
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平成28年度 鳥獣被害172億円

2018年01月21日 | 有害鳥獣被害防止対策
平成30年1月21日(日)
お早うございます。

昨日(1/20)は、明るい社会づくり推進東三河地区協議会の新年会で、新城の湯谷温泉まで出掛けて参りました。
飯田線に乗るのは久しぶりで車窓からの眺めを楽しみにしておりましたが、
たまたま、明るい社会づくり推進東三河地区協議会 会長の小久保三夫先生とご一緒できましたので、
これからの農学(ICTを活用した農業)のこと、豊川用水の整備のこと、土地改良のことなどご教授頂きました。

さて今日は、日本農業新聞に全国鳥獣被害の記事が載っていましたので紹介いたします。

1.鳥獣による平成28年度の農作物被害については、被害金額が約172億円で前年度に比べ約5億円減少(対前年3%減)、被害面積は約6万5千haで前年度に比べ約1万6千ha減少(対前年19%減)、被害量が約49万tで前年に比べ約1万t減少(対前年2%減)しています。

2.主要な獣種別の被害金額については、シカが約56億円で前年度に比べ約3億円減少(対前年5%減)、イノシシが約51億円で前年度に比べ約6千万円減少(対前年1%減)、サルが約10億円で前年度に比べ約6千万円減少(対前年5%減)しています。
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