エスパドリーユ

　リルが演じるエレノアは地元では評判のいい内科医です。脈をみただけで、けっこういろんなことを見立ててしまう…勘がいいんです。ええ、医者としての。ちゃんと検査もしますよ。分子標的薬の研究なんかもしてますし。

　そんなエレノアですが、地元の有名ホテルのお嬢さんで、３人姉妹の末っ子なので、みんなにかわいがられて、ぜんぜん苦労とかしてないんです。

　学校の成績もよくて、みんながほめるので、またがんばっちゃって、
「これなら医学部にもいけるよ！」なんて先生もほめてくださるから、医学部を受けて入っちゃったんです。

　そんな人なので、休みの日には、いかにもお嬢さんな服を着ています。（人物設定は、私が勝手に考えました。）

　ママの経営する海辺のホテルに行く日は、白地に細かい水玉のひざ下スカートに赤いニットの半そでボレロ。

　そして、赤いリボンを足首に巻いて結ぶサンダル…エスパドリーユ！かかとの高いやつ。

　何回か前からはいて稽古してるんだけど、かかとの高い靴で踊るのは、難しいの。

　うーん…でも、これが履きたいんだよなー。

　もうちょっとがんばってみる。来週もうまくターンできないようだったら、ぺったんこ靴にチェンジ…かなー。それもかわいいんだけど。


〔チケット情報〕劇団ステージドア公演『魔女は永遠に』のチケット
7月31日のはなくなっちゃいましたが、8月1日5時の回は、キャンセル分があるそうです。見てみたい！という方ご連絡お待ちしています。場所は、あの青山円形劇場で、チケット2500円です♪