なるべく早いうちにお使いください

2012-11-04 | 機材のこと
D800のマニュアルに限ったことではないが、撮影可能コマ数(電池寿命)について、という項には「充電が完了したバッテリーは、なるべく早いうちにお使いください」と書かれている。市販の食品の注意書きのようでもあるが、まあ、バッテリーとはそういうものと認識しておく必要がある、ということだろう。
それはともかく、、昨日、咲洲庁舎に行って、バッテリーに関して少し驚いたことがある。

現在私は、D800に関しては(D90もだが)バッテリーは2個体制である。デジカメオンラインで、購入したとき別売りの予備バッテリー1個がセットになっていたので、本体付属のものと2個で、交互に使っている。
昨日午前中、バッテリーのインジケータがかなり減っていた(5個の目盛りが2個に)ので、バッテリーを取り出してすぐ充電を開始、充電済みのもう1個の方を装着して(ほぼ)フル充電状態(目盛りが5個)であることを確認した。
、、、要はフル充電状態のはずのバッテリーを装着し、室内で数枚程度撮影したあと、予備バッテリーも持って出発したのである。
現場では、ライブビューは積極的に使用したし、ほぼすべてRAWで撮影した。電池寿命が短くなる条件ではあると思うが、フル充電後、55枚でバッテリーを使いきってしまったのである。予定の終盤であったこともあり、予備バッテリーと交換して撮影を続行できたのではあるが。
参考までに、上にも書いた「撮影可能コマ数(電池寿命)について」によると、CIPA基準準拠の電池寿命は約900コマらしい。ちゃんと枚数を把握したのはおそらく今回が初めてだと思うが、D800を使っていて、バッテリー充電なしで900コマなんて撮影できた記憶はない。記録しているわけではないのではっきりとは言えないのだが、感覚的には、通常100枚強、多くて200枚くらいという印象である。なので、今回、それを大きく下回る55枚と言う数字には少なからず衝撃を受けた。気温が極端に低い、というわけでもない室内での撮影でこれなので、寒冷地の屋外で撮影する場合にはさらに少なくなることが予想される。
もう一つ参考までに書いておくと、、ヨドバシの撮影会のとき、D90ではRAWで約1000枚撮っても余裕があった(ちなみにCIPA基準ではD800より少ない約850枚)。これを考えると、バッテリー大量消費の元凶はおそらくライブビューではないかと思う。ライブビューのON/OFFはもっとまめにやった方がよいのかもしれない。

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