日本橋ストリートフェスタ2016

2016-03-26 | 撮影地メモ
今年も、ストリートフェスタに行ってきた。

メモ的なこととか、勉強になったこととか、復習しておかなければいけないことなどをまとめておく。

去年の振り返り。
■Micro-Nikkor60mmF2.8との比較
■85mmの画角
■同じパターン
去年のメモを参考に、今年は50mmを主に使った。一歩引いた形の絵が多くなったような気はするが、撮影中、ほとんど違和感とか、ちょっと広すぎるなあ、といった感覚は全くなかった。
85mmと50mmでは使い勝手が違って当然なのだが、同じように撮ってしまった、ともいえる。
ある程度距離を取っての撮影が基本となる場合は85mm、基本的に自由に自分の立ち位置を変える前提であれば50mmといった使い分け?

■フラッシュ
TTL測光を最初使ってみたが、白飛びしまくりというか、普通の写真にフラッシュでわざわざ光を足して飛ばしているというか、想定外の状態になった。
とりあえずの対応として、、まずシンクロ速度を 1/250-> 1/250(FP)に変更。これで、フラッシュの露出補正をいじって露出を確認しながら撮影した。
しかしこれなら、去年と同じくガイドナンバーのモードにして、距離の設定で調整する方がよいのではないかと思い、その後はガイドナンバーのモードで撮影を継続した。
さらに、、、しかし。ある程度以上距離を取ってしまうと、ガイドナンバーのモードの距離の数値(要は光の強さ)を大きくしても全く明るくならない状況になってしまった。確認できていないが、それ以上光を強くできない状態だったのだろうか?いや、それならそもそも数値を大きくできてしまうことが問題なわけだが・・・。
関連するキーワードとして、スピードシンクロ、がある。こちらに関して、
「カメラやフラッシュの設定を、どうすればどうなる」
一度整理しておく必要がある。

■2台体制がベター?
どうなのか?
まず、X-M1に関してはどうしようか迷っている部分もありで何とも言い難いが、とりあえず、2台用ストラップを導入することもなく、X-M1自体を使うこともなかった。
「混雑が・・・」という理由もあったが、そもそも(例えば広角寄りの画角を)使う発想がなかった。
これは後付けの理由ではあるが、そもそも背景はあまり「うれしくないもの」が大半であり、裏を返せば画角が狭い方がありがたい。

今年、改めて思ったこと
■やっぱり、撮りたくないものは撮りたくない
Dさんはけっこうガシガシと立ち向かっていき、撮っていたが、どちらかというと私は引き気味。
イベントの趣旨に準じればもちろん撮るものはたくさんあるのだが、絵的に不満が大きいものは「無理!」と思う。

■順光=平凡
100%そうなるかと言えば、そうでもないとは思うものの、あんまり取らないのも何なので、とりあえずカメラを向けることもしばしば。しかし、カメラを向けた後、確認した時のガッカリ率は100%に近いものがある。
なので、やはり逆光を利用していく方がよい。混雑の関係でレフなどはたとえ持っていても出番は作りづらいので、フラッシュを使って被写体の明るさの底上げを行うことになる。

■残念な被写体の方が多数派
何のキャラか?というのは正直どうでもよい。艦これなど最近のものでも一部はある程度分かるが、撮っておきたいかと言うと「No」なものの方が多い。
結局のところ、
 目を引くきれいなお姉さん
 絵的に何か面白い
 表情の作り方が魅力的
と言った「人」を探すことになる。キャラ/コスプレではなく。

撮った後で思うのは、上記のような被写体はうまく撮れていれば満足感がある。撮る価値があった、撮ってよかった、と思う。残念な被写体の方が多数派であるのは事実だが、一方で(今年で3年目/3回目になるが)撮ってよかったと思う被写体があるのも事実。続けていく価値はあるな、と思う。







比較明合成のこと

2016-03-04 | 撮影地メモ
比較明合成。コンポジットとも呼ばれる。
カメラを固定して撮影した複数枚の写真を合成する手法の一つ。「それって、多重露光?」、、似たような写真にはなるが、違う。
決定的に違うのは、目的とする写真を普通に撮影した時のゲイン。
・比較明合成=豪快にオーバーする
・多重露光=普通。特に問題ない
つまり、多重露光は「普通に撮っても問題ないのだけど、(1枚の写真を得るために)複数回シャッターを切って撮影する」。
一方、比較明合成は「普通に撮ると豪快に露出オーバーしちゃうので、複数回に分けて撮影して、後で合成する」。

■やり方
ざっくり言うと、以下のとおり。
(1) ネタ作り
(2) 合成

まず(1)。
(1-1) カメラを固定する
(1-2) カメラの機能等を利用して、必要に応じてインターバル撮影を行う

次に(2)。
Photoshopによる手順。どうも、少ない枚数だとPhotoshopでやっても問題らしき問題は特に発生しないようだが、100枚オーバーなどの合成となった場合には、比較明合成のために作られたソフトを使った方が、作業負荷が軽い、といった指摘もあるようだ、、(当方的には未検証)。
(2-1) 写真を読み込む
(2-2) 対象とする写真をすべて選択状態にし、処理を「比較(明)」に変更する

(2-1)では、ファイルメニューから、スクリプト->ファイルをレイヤーとして読み込み、、から読み込む。RAWでも問題なく読み込める。
(2-2)では、最初、1枚だけが選択された状態になっているので、これを全部選択し、すぐ上にある処理のプルダウンメニューから「比較(明)」を選択する。

、、ここまでくると、「比較明合成」された状態になるので、レイヤの統合や、トリミング等は好きにやればよい。

下の写真。
インターバルタイマーは1分おきに設定。後で確認し、間隔は3分おき程度が妥当と判断して、3枚ごとにピックアップして合成した。