三脚故障

2013-11-19 | 撮影地メモ
ベルボンのGeo Calmagne N645Mを使っているが、先日の淡路島遠征時の終盤、伸ばした脚が元に戻らなくなってしまった。すべてと言うわけではない。3本の脚のうちの1本、さらにその脚の4段の脚の3つのジョイント部の内のひとつだ。後で試してみたら、まったく戻らないわけではなく、無理やり押し込めると何とか元に戻った。出すときも同様、、。
ベルボンのサポートに聞いてみるとこんな回答。
>回答ここから<
ナットは緩む方向に回しすぎると、内部部品が外れてしまい、伸縮がスムーズでなくなる場合があります。無理やり動かされた場合 内部部品が変形している可能性が有りますのでお手数ではございますが、三脚をお送りいただきますようお願い申し上げます。
>回答ここまで<
無茶な扱いをしているつもりはなかったのだが、緩む方向への回し過ぎはどうもよくないらしい。
とりあえず、ベルボンに三脚を送ることにした。
・・・
待つこと約2週間弱。送ってから後、まったく連絡がなかったので、催促してみると3日後に発送の予定ですとのこと、、。予定どおり届いた。
故障箇所の確認。当たり前だが直っている。保証期間内だったので、無償対応。発生したのは送付時の送料のみ。
とりあえず、使ってみる。「緩めるときは少しだけ」をモットーに。

マニュアル露出と(××)オート露出

2013-11-13 | 撮影地メモ
ニコンカレッジの先生の影響で、最近の撮影では露出はすべてマニュアルで行っている。
マニュアル露出は基本的に、絞り優先などのオートモードに比べ、一手間多い。
しかし実際にはその手間の差はたいしたものではなく、、、
・すべて自分でコントロールしている、と言う実感を得やすい
・自分が考える適正な露出をどうやって得ればよいか?(実際には答えはないかも知れないが)と言う点に関し、感覚を得やすい
と言う点に関しては、むしろマニュアル露出の方に分があるようにも感じる。
以下は、私が、現時点で感じていることのまとめである。間違っていることも書いているかも知れない。

■マニュアル露出の場合の手順
1)絞りを設定する
2)ファインダーをのぞく
3)測光して露出をシャッタースピードで調整する
4)シャッターを切る
注意点)
環境光が変化しても各設定は変化しないため、環境光の変化がそのまま写真に反映される。

■絞り優先オートの場合の手順
1)露出を決め、露出補正値を設定する
2)絞りを設定する
3)ファインダーをのぞく
4)シャッターを切る
注意点)
環境光の変化により、シャッタースピードが変化する場合がある。
シャッタースピードはカメラが勝手に変更するため、撮影者が撮影時にシャッタースピードを気にしない習慣を生みやすい

■マルチパターン測光
アルゴリズムはわからないが、フレーミング全体の明るさからEV値を求める
長所:大体の見た目の明るさがEV値として得られる
短所:想定と違った結果だった場合、何が原因かよくわからない
フレーミング内で明暗差が大きい場合、得られるEV値が予想しにくい
2点目の短所から考えて、フレーミング内での明暗差というのは発生しにくい、発生していてもあまり問題ならない方がよいように思えるので、順光向きのように思える。
測光の精度が高いとカメラ任せにできるので、(絞り優先)オートに向いている。

■中央部重点測光
中央部付近の一定のエリア(その広さは調整可能)で測光した値からEV値を求める
長所:露出の基準としたいものをフレーミングの中央に持ってくれば、おおむね撮影者の意図したEV値が得られる
短所:全体としてどうであろうと、測光するのは中央付近のみ
どこの光を測っているのかわかりやすいため、その結果を認識して撮影に反映させるスタイルに向いている。
同様の理由により、光線の向きに対して得手不得手は特にない。

■撮影結果を見てからの露出の修正について
マニュアルの場合
シャッタースピードを変更する。場合によってはISO感度も変更する
絞り優先オートの場合
露出補正値を修正する

■その他
縦グリップがある機種、もしくは縦グリップをつけている場合。
ニコンの場合、縦グリップには露出補正ボタンがない。したがって、絞り優先オートで、縦で構えてフレーミングしているときに、露出補正が気になると、一度横に戻して露出補正をいじってまた縦に戻して、、、と言うことをする必要がある。

マルチパターン測光(一般的表現では多分割測光?)が、撮影者の感覚と完全に同調するのであれば、絞り優先オート(+マルチパターン測光)が最強のモードとなると思うが、そうならない限り、撮影の時点でもっとも適切な露出を得やすいのは、マニュアル露出を使ってきちんと手順を踏んで撮影を行った場合となるだろう。

アイソン彗星

2013-11-06 | 日記
会社の写真仲間から聞いた話。11月後半から12月にかけて、アイソン彗星がホットらしい。
何年か前。にわか天文ファン?であった時期があり、Stella Theater Proと言う天文シミュレータソフトをPCにインストールしてある。にわか天文ファンであった頃を過ぎると、起動するのはせいぜい年に1、2回だが。
それはそれとして、アイソン彗星について調べてみた。下に挙げたURLからのつまみ食いではあるが。

まとめ(下記URLからのつまみぐい)
・「アイソン」とは人名ではなく、組織名の略称(ISON)
・近日点(太陽に最も近づく日)は11月29日。
・11月中なら、11月18日?以降の日の出前の時刻。東の空(やや南)
・近日点前後は観測不可能
・12月に入ってしばらくは日の出前の時刻。東の空
・12月後半になると、東の空に加え、日没後に西の空にも見える。
地球に近づいてくる頃だが、その分、太陽からは離れ、だいぶ暗くなるらしい。

【プロフィールと観測に関する情報】
http://www.nao.ac.jp/astro/sky/2013/ison.html

【細かい情報】
http://www.aerith.net/comet/catalog/2012S1/2012S1-j.html
http://www.minorplanetcenter.net/iau/mpec/K13/K13S75.html

【おまけ?URL】
http://ison.astro-campaign.jp/