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MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、店舗型レンタル店の残日録。

吠えろ脱獄囚

2023-06-14 20:08:00 | 邦画
東宝が廉価で過去作品のDVDをリリースする“東宝DVD名作セレクション”の一本として未見の山にあったこの作品
ちょうど尺的に75分という手ごろな尺であったもんだから視聴しました
 
 
1962年の東宝映画作品、なんとこの時代だからでしょうかヒロインの水野久美さんだけでも一本の映画としてはいける女優さんですが
 
なんとなんとミニスカ履いてキャバレーでタバコ売るお姉ちゃんに浜美枝さん
 
そしてキャバレーの歌手として星由里子さんという
 
まだこの時代お一人で一本支えられなかったんですかねぇ
女優さんこのほかに北あけみさんまで含めて4人も出演されてるんですね
 
それには比して男優陣は佐藤允、夏木陽介のw主演で脇に中丸忠雄・田崎潤・南道郎・古谷徹とちょっと
弱いかなぁって言った布陣でしたが
 
オープニング弟殺しとして死刑囚である佐藤允があっさりと殺し屋中丸忠雄の助けによって2人で脱獄してしまう
中丸忠雄さんはこれでおしまいかっても思ったらラストにしっかりと見せ場を作ってもらっていたんですね
一番の儲け役でした
 
で佐藤允は自分を嵌めたキャバレーオーナーの田崎潤が黒幕と見て
その冤罪をはらさんと弟の恋人水野久美さんの助けを借りて田崎の悪事の証拠をつかもうとするものの
なんと刑事の夏木陽介さんが潜入捜査していたり
星、浜の2人の恋人模様も描いてのアクション映画ですが
そこは東宝ですからアクション映画としては東映さんや日活さんにお呼びもつきませんが
 
それなりに一応は見せてくれる作品ですが
なんとも先に書いたように女優陣の恋模様とかも織り込んでくるからまとまりのつかない作品となっていたのがなんとも・・・田崎潤の黒幕も迫力なかったなぁ
悪はもっと悪でないとねぇ
これは田崎さんのキャラ作りにも問題あったかなぁって思えるんですが南道郎さんもアクの強さが足りなかったのはやっぱ東宝カラーって言うのが原因なのかもしれない
ってことで福田純さんの問題でもあったんでしょうね
 
ラストでの中丸さんと佐藤允さんとの小道具つかっての撃ち合いシーンだけが見応えありの作品でしたねぇ
 
1962年製作、日本映画、東宝作品
福田純監督作品
出演:佐藤允、夏木陽介、水野久美、北あけみ、浜美枝、星由里子、田崎潤、南道郎、田島義文、古谷徹、中丸忠雄
 
コメント
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リベンジング・ハードナイト

2023-06-14 05:05:54 | 洋画未公開
主演女優さんと監督さんとが共同で脚本書いて作り上げた作品なんですネ
なんだろうななんにも解決っていうか、結実を迎えないで全部こっちに投げっぱなしで突然映画を終えてしまってる作品
見終わってこっちがフラストレーシがたまる作品
 
画家でSNSでのインフルエンサーの女性が自分の画作展示販売の完売パーティーで
なんと外にでた時にレイプされるところから映画は始まる
1人犯されたまま病院に駆け込む
姉がおっとり刀でやってくるし、レイプ事件としても警察も動くが
大麻など過去の犯罪歴があったり、母親に虐待されていたりとかのせいで担当の女刑事には疑心が生まれて事件として扱うか狂言かって判断つき兼ねてる状況

さらに女刑事とテレビ局の女キャスターとは利害関係でつながっており狂言へとTVは方向づけしてくる始末で
孤立無援の主人公を信頼してくれるのはなんとSNSのコメンターたちと姉しかいない
ってことで
実は主人公の役名がジェーンって事でヒロインは自分のメールアドレスである
JaneDoeDoes @……をSNSで公開するんですね
 
実はもうここの“ジェーン・ドウ”で私は気づいたんですよ前にもみた「ジェーン・ドウの解剖」って言う映画を
そうなんですね身元不明っていうか名前もなんもわからない女子の名なしの権兵衛を“Jane Doe”ってアメリカでは言うことを(ちなみに男性の場合は”John Doe“だったよね)
つまり主人公がメールアドレスにしていたのは“身元不明女子起つ”って言う意味だったんですね
 
さらにようやっとレイプ犯が怪物であるってなんとなく姿を現し主人公をふたたび襲いにきたとこに
疑念感じてた女刑事が現れてNYPDの刑事ですから制式拳銃のグロッグをなんと16発もぶちこむんですね
NYPD制式グロッグは18発装弾ですから刑事としては全発撃たずに2発残してるって言う細かさを見せてくれてたり
映画としては何も解決せぬままに終わらせてる中途半端な作品なのにこう言った
とこに細かいこだわり見せてるのに
一体どうして一つも解決せぬまままるでやめーたって感じで終わらせてしまったのかなぁ
16発ぶち込まれた怪物死にモしないしねぇ
 
それにとってつけたようなアメリカ全土での未解決レイプが云々って言うのも納得できないのよね

2021年製作、アメリカ映画
ギア・エリオット共同脚本・監督作品、エマ・フィッツパトリック共同脚本・出演作品
出演:アンジェラ・ガルナー、ジェニファー・ラフルール、シボンギル・ムランボ、コリーナ・キナー
コメント (2)
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