MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

海女の戦慄

2022-04-08 23:39:10 | 邦画
ここんとこ新東宝の作品が“新東宝キネマノスタルジア”という企画で
国際放映から毎月2、3本リリースされており
ナント今月は新東宝の屋台骨をある意味支えていた作品「海女」シリーズが3本(4本)がリリースされたんです
 
でこの時代新東宝を自己の肉体美で支えていた前田通子さんの“海女”姿が拝める作品としてまずはこの作品から
 
映画としては前田が海女をやっている海辺の町が舞台
三ツ矢演じる妹も海女で、ミス海女に選ばれ一緒に選ばれた万里昌子(昌代さんの改名前)と一緒に東京に雑誌の取材にいくが、5日たっても帰ってこない
一軒しかないホテル兼酒場の“いかり亭”の息子が東京で調べてくるというが、
次の朝、万里が海女の姿で死体で見つかる。
そんなホテルに高級車で乗りつけてるスーツの男たち
そして天城竜太郎演じるマドロス姿の男もやってきて・・・
 
天城は前田と仲良くなり、自分は海上保安官だとうちあける
スーツの男たちは戦時中沈められた船のお宝を万里と三ツ矢を拉致して海に潜らせて探させていたのだった。
そんな時、前田の弟が彼らのアジトを見つけ、前田もつかまり、財宝を探るために海にもぐらされて財宝を探させられるものの
天城がのった巡視艇が現れて銃撃戦になる
 
っていうありふれたシノップスですが
この時代には、この前田さんのおっぱい(トップはもちろん露出なしですが)で人が呼べた時代だったんですね
三ツ矢さんの日本人的な体躯との差が激しいのが印象的でありました
 
いや完全にお客さん呼べる肉体派女優さんの前田さんでしたが
なんか脱ぐことをいやがったらしく前田通子最後の作品にもなった作品だと検索してて知った
 
時代劇スターですから現代劇でも
この目張りメイクで出てきてしまう天城竜太郎がすごすぎる
前田と三ツ矢に天城だけで、配役として悪役にネームバリューと実力俳優がいないのが残念な作品でした
 
前田さんの画像ありの作品はコチラ
 
1957年製作、日本映画、新東宝作品
志村敏夫監督作品
出演:前田通子、三ツ矢歌子、天城竜太郎、松本朝夫、林寛、小倉繁
 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ドント・ストップ | トップ | 12番目の容疑者 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

邦画」カテゴリの最新記事