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レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

クリアショット

2020-07-05 23:34:44 | 洋画未公開
7月3日レンタルリリースの日本未公開作品
どうやらtrue storyらしいが、映画的には主役の刑事が地味すぎだし
犯人希若者4人がどこから見てもトーシロすぎて・・・
テンポの悪い作品なんですが
犯人の一人がトーシロだけに、っていうか、生き方というか人生にイラついていて
いつ暴発するかわかんない危機感を滲ませているって言う緊張感はあるんですが・・・
映画的にはかなり地味な作品、それも尺自体も88分しかなくて圧倒的に小粒な作品でした。
 
1991年のサクラメント、ショッピングモール内にある、家電量販店に
アメリカに移民として入国してきたタイ人の4人兄弟
移民として抑圧された生活を強いられており、帰国するための資金稼ぎに量販店の営業時間中に押し入り、客と従業員含めて3、40人の人質を取るものの
店長に逃げられて、911に通報され地元警察と保安官に取り囲まれ
店内に立て篭もってしまう
 
交渉人として地元警察の刑事があたるんですが、彼の銃には実弾が挿入されていません
制服警官はほとんどが保安官なんですね
強盗人質立てこもり事件にしてはFBIはきてないんですね
ってことで地元警察の刑事と保安官とが捜査陣として捜査方針でこちらは、対立してるんですね
保安官は選挙で選出されるわけだから、犯人をなんとしても射殺して選挙に結びつけたくてSWAT呼んでの人質に犠牲が出ても派手に収束させたい
交渉人刑事は時間かかっても、犯人人質共に犠牲者出さずに解決させたい希望があって
 
そんな外の司法の対立はわからない素人強盗団
お互いの連絡は外線電話で911ダイアルでの連絡なんですね
普通は専用回線引くだろうに・・・
司法側のSWATが潜入に失敗したりと、一進一退の攻防もあるものの
お互い撃ち合わないんですね
緊張感が高まる一方、人質の女性が妊娠していたものの人質の緊張から流産しちゃったりするおまけもあるんですが
 
保安官補の女性が犯人をクルマから割り出したりして
派手な銃撃戦はないまま、一触即発の緊張が切れた途端犯人の一人が人質2向けて発砲してしまうものの
少ない犠牲で犯人は射殺される
移民の問題点を内包させたお話だったんですね
 
アメリカでも発砲を好まない刑事も一人や二人はいるんですね
市警察と保安官との立場の違いとか浮き彫りになるのも日本人にはわかりづらいとこはあるものの
今アメリカで問題になってる人種問題の警察官との軋轢って
こういった複雑なアメリカ独特な司法制度もあるんでしょうね
市警察を解体してもその外環に保安官がいるので、司法に問題はないんですよね
どう見ても市警と保安官は仲良くなさそうだし・・・
 
2020年製作、アメリカ映画
ニック・レジャー監督作品
出演:マリオ・ヴァン・ピーブルズ、マンデラ・バン・ピーブルス、ジェシカ・メサ、マーシャル・ヒルトン、デイビット・フェルナンデス・ジュニア
 

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