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レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

シャーク・ド・フランス

2024-05-09 05:05:32 | 洋画未公開
フランス初のサメ映画だそうで
ジャケットの惹句にもあの傑作サメ映画「ジョーズ」をもじった
“サメをジョーズに捕まえろ”ってあるように、フランス人特有のエスプリの効いた作品となってるようですが
風刺もエスプリも国民性の違いでしょうか私にはさっぱりわかりはしませんでした
明らかに漸増的にサメの姿を小出しにしてきたところは完全に「ジョーズ」をお手本として作られた作品ですが
 
そこは現代ですから環境保護とか自然破壊とかの問題から派手な爆弾とかもじって使わずにって言う現代版「ジョーズ」を見事に作りあげていたような気がする作品
フランスの田舎町ですがリゾートが主な収入源の海の町にサメが出現!人が襲われ片足だけが浮いてきて初めてサメが出現したことを知る
これも地球温暖化の問題の一つっていうことで今週退職を迎える海上憲兵隊曹長のヒロインのおばちゃんがサメの駆除に挑み、見事に退職直前に麻酔銃でジョーズを上手に捕まえるものの
ジョーズもこれまた目覚めたら上手に逃げ出して・・・
 
面白くて笑える作りなんでしょうが実は西洋人と私とは笑いのツボが違っているけれど一応コメディとかここは社会風刺だろうとかエスプリのきいたフランス産のサメ映画ということはわかるものの全く笑えんし
っていうか一番の私にとっての難点はヒロインが 50のおばあちゃんっていうのも乗り切れなかったようですね
 
でもしっかりグロっぽいしバイオレンスだし
ってのもサメが逃げたのは彼女が殺さなかったってことで町の有力者が死んだりで
彼女はまさかのヒロインから完全村八分の身の上に、旦那さんだけが味方の孤立無援
そんな雰囲気を払拭するには自分が責任取らねばとたった一人サメ退治に向かう
一応かつての部下二人が助手としてついてくれるものの
なんと一人はサメの餌食に・・・
 
最後は水中の檻を使ってヒロインとサメとのタイマン勝負で彼女の信頼を回復するけどね
 
2022年製作、フランス映画
ルドヴィック・ブケルマ、ゾラン・ブケルマ共同脚本・監督作品
出演:マリナ・フォイス、カド・メラッド、ジャン=パスカル・ザディ、クリスティーヌ・ゴーティエ
 

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