今月のチャンネルNECOでの日活スター列伝枠でOAされた渡哲也の<関東シリーズ>三部作
今日はその第二弾「関東幹部会」の録画視聴
この作品もVHSはリリースされてるもののDVDでの発売は無いので実にこの<関東シリーズ>の全作OAは実にありがたい
郷鍈治たちがどこの刑務所かわからない正門の前でイライラしながら待っているのだが
カットが変わると東名高速をひた走るタクシー
乗ってる客は渡哲也、”富士市で降りてくれ”と頼む
”横浜ではと”いぶかる運転手
どうやら東名は上り車線を走行していたようです、昔の女の墓参りも兼ねてだが、
そこでは地元のヤクザの神尾組が親分が刑務所務めのために銀龍会にいいようにされていたことを偶然しる
どうやら神尾組の親分は渡と懇意だったらしい
渡は東日本を牛耳る横浜の尾沢組の幹部で、
西の大場組との日本制覇の争いをしていた。
その二つがぶつかる場所が富士市だったのだ
富士市未だそのどちらの手にも落ちていない地域で、
渡は自分で神尾組みと組んでなんとかするといって現地に切り込み隊長として乗り込む。
最初は思い通りに進むが、敵対する銀龍会には大場組の山本麟一がつき
ついに東西の組織暴力団の抗争になる
そんな中、神尾組長が出所してくる
なんと神尾組長には長門勇、彼は大組織暴力団の介入を嫌い
親友の渡とも敵対するのだが・・・
相変わらずのトッポいようで信義に厚いものの
義理人情とは関係ねぇって言う渡哲也のキャラが実にいい
それに対して長門の親分は義理人情の塊のような昔気質のヤクザ
そんな古くさいヤクザが実によく似合う長門の演技
この映画渡哲也と言うよりは長門勇のヤクザ映画と言っても過言ではないような
長門、渡の葛藤に輪をかけて冷酷な算盤ずくの現代ヤクザの象徴のような原田芳雄の
三様のヤクザが交錯するなかでしょうじる悲劇ですか
そこには東映映画のなかで情念に悶える女の入る余地のないのもある意味アリなんでしょうね
1971年製作、日本映画、日活作品(ダイニチ映配配給)
澤田幸弘監督作品
出演:渡哲也長門勇、丘みつ子、原田芳雄、山本麟一、今井健二、郷鍈治、清水将雄、青木義朗
今日はその第二弾「関東幹部会」の録画視聴
この作品もVHSはリリースされてるもののDVDでの発売は無いので実にこの<関東シリーズ>の全作OAは実にありがたい
郷鍈治たちがどこの刑務所かわからない正門の前でイライラしながら待っているのだが
カットが変わると東名高速をひた走るタクシー
乗ってる客は渡哲也、”富士市で降りてくれ”と頼む
”横浜ではと”いぶかる運転手
どうやら東名は上り車線を走行していたようです、昔の女の墓参りも兼ねてだが、
そこでは地元のヤクザの神尾組が親分が刑務所務めのために銀龍会にいいようにされていたことを偶然しる
どうやら神尾組の親分は渡と懇意だったらしい
渡は東日本を牛耳る横浜の尾沢組の幹部で、
西の大場組との日本制覇の争いをしていた。
その二つがぶつかる場所が富士市だったのだ
富士市未だそのどちらの手にも落ちていない地域で、
渡は自分で神尾組みと組んでなんとかするといって現地に切り込み隊長として乗り込む。
最初は思い通りに進むが、敵対する銀龍会には大場組の山本麟一がつき
ついに東西の組織暴力団の抗争になる
そんな中、神尾組長が出所してくる
なんと神尾組長には長門勇、彼は大組織暴力団の介入を嫌い
親友の渡とも敵対するのだが・・・
相変わらずのトッポいようで信義に厚いものの
義理人情とは関係ねぇって言う渡哲也のキャラが実にいい
それに対して長門の親分は義理人情の塊のような昔気質のヤクザ
そんな古くさいヤクザが実によく似合う長門の演技
この映画渡哲也と言うよりは長門勇のヤクザ映画と言っても過言ではないような
長門、渡の葛藤に輪をかけて冷酷な算盤ずくの現代ヤクザの象徴のような原田芳雄の
三様のヤクザが交錯するなかでしょうじる悲劇ですか
そこには東映映画のなかで情念に悶える女の入る余地のないのもある意味アリなんでしょうね
1971年製作、日本映画、日活作品(ダイニチ映配配給)
澤田幸弘監督作品
出演:渡哲也長門勇、丘みつ子、原田芳雄、山本麟一、今井健二、郷鍈治、清水将雄、青木義朗