from Los Angeles 世界を飛び周る美容人 Season 1

日本を飛び出して Los Agelesで26年、、 美容人、SeyfertUSA 山田 実の日々

友人

2007-04-10 | Weblog
他の人はわからないのですが、私は友人と呼べる人は数人です。

ほんと、世界中に数人です。その数人と深いお付き合いをさせてもらっています。

その人たちとめったに会えないのですが、自分自身は大満足です。

お友達が多い人って、うまく色々な人と上手にお付き合いしているなーと思います。

私は、自分ひとりの時間も結構嫌いではないのでそうなのかもしれない。

けど、あまり1人でいるのも寂しいとか。

「うそー。。」って,よく言われますが、知らない人が沢山来ているパーティとか苦手です。

結局わがままで自分勝手だからなんでしょうかね。

今書いているの読み返してると、なんか最悪な奴って感じ。

自分としてはものすごい回りに気を使って、沢山の事を制御しながら生きているつもりなのだけど。

「あなたほど、好き勝手に生きられるのは本当に幸せな事だ。その分、周りが大変な思いしているんだ!」って信じられないような評価を頂きます。

自分の思う自分と周りが思う自分は大分違うようです。

けど、今更、変われないしね~。周りの人たち、すいません。今後ともよろしくお願いします。


<Photo> ビバリーヒルズ

日本人

2007-04-09 | Weblog
外国人から見た日本人のイメージ。

よく本などで書かれている事ですが、これは私が肌で感じた事です。

簡潔に。。信じられないかもしれませんが、未だに日本人は、チョンマゲで、着物着て、刀を持っていると思っている外人が目茶苦茶多いのです。

もちろん、世界地図上、日本がどこにあるのかなど知らない人も当たり前。

テレビでは、世界は国際化に向かっているなどと言いますが、これが現状です。

真顔で、「お前は日本人なのに何で、チョンマゲじゃないんだ。刀もってないんだ」と聞かれたときには唖然でした。

日本人に対するイメージ。。だから、未だに日本映画は、50年前の「七人のサムライ」なのです。

外人にとっては日本人も中国人も韓国人も全く区別がつきません。

外国にいるのは、中国人の絶対数が多いので、皆、黄色人種は中国人だと思っているようです。

日本人が一般的に知っているアメリカは、ニューヨークやLAなどですが、ここはアメリカでも特別な場所なのです。

そしてメディアはそこがアメリカの象徴のように写します。

メディアは、私たちには見えない大き権力の都合で、映像や紙面などで、世界の現状を報道する事もしますが、世界の現状を隠蔽する事も自由自在にします。

白人以外の人(黄色人種)を生まれてから、映像以外で見たことない、アメリカ人は大変多いのです。

残念ですが、日本人が、本当の意味で国際社会で認知されるのはまだまだ程遠いようです。

もっと沢山の日本人が外国に出て長期的に住み、活躍する事が必要です。

長く、アメリカに住めば住むほど感じます。


<Photo> ココナッツクラブ

2人の美容師、その2

2007-04-07 | Weblog
50代駐在員男性 「予約を取りたいんだけど」

弊店スタッフ    「担当者はいらっしゃいますか?」

50代駐在員男性 「この間やってもらったおばさんでいいや」

弊店スタッフ    「申し訳ございません。弊店にはおばさんという名前の美容師はおりません」

50代駐在員男性 「あっ、、いやっ、、そのっ、、」


ここまでが、以前、タイトル「美容師に対して」で書いた事ですが、続きがあります。


50代駐在員男性  「あのっ、、確かEさんという名前の人だと思ったけど」(最初からそう言えっ!!)

弊店スタッフ     「少々お待ちください」


Eさんとは、弊社LA,HairSalon事業部責任者のEさんです。

Eさんとスタッフの会話


スタッフ       「Eさん、お客様がこんな事おっしゃってますが、どうしましょうか」

Eさん        「くやしいから、最高の接客をして、必ず笑顔でお帰りいただいて再来させるから、予約をお取りして」


不快な事があっても、笑顔でお帰りいただいて再来させる事が、してやったりと思える美容師。

接客業に従事する人の鏡です。



<Photo> LosAngeles 美容学校

日系老人ホームその3

2007-04-05 | Weblog
あるときの話。

ほとんど、車椅子に乗り、自分がヘアーカットされている事に自覚のない人達の中で、Aさんは違いました。

自分で歩いて、ヘアーカットする所まで来て、話す事も面白く

「この施設にこのような人もいるんだね~」

なんて、仲間で話をしていました。

楽しくお話をしてヘアーカットも終了して、喜んで自分の部屋に戻っていきました。

10分後。。。

そのAさんが、再び現れました。あれっどうしたんだろ。忘れ物でもしたのかな。

Aさんはニコニコしながら、

「私のヘアーカットはいつしてくださるのかしら」

一同、ドテッー!(ドリフのコントのようにひっくり返る。もちろん心の中で)

なんて答えようか考えているとき

ホームのスタッフの方がすかさず

「Aさん。あなたのヘアーカットの予約は、この方たちが次回来てくれる、3週間後にとってあるからね~。楽しみにしてね~。」

Aさん、納得して戻りました。

「また、またぁ、冗談きっついんだから~。さっき終わったじゃないですか~。」 などとは決して言いませんでした。

ホームのスタッフ、さすがです。勉強になりました。


<Photo> Guam Nikko Hotel クリスタルチャペル

浅草と秋葉原、その2

2007-04-05 | Weblog
観光、もしくは仕事で日本から帰ってきたアメリカ人のお客様は、浅草と秋葉原に行ってきたことを、我々に自慢します。

一応、「よかったね~」と言って聞きますが、内容はいたってつまらない話です。


今回は食事編です。


食事は、日本人が気を使えば使うほど、ドツボにはまります。

通常、一般的に外人の知っている日本食は、3つだけです。

「寿司」「テリヤキチキン」「てんぷら」 これだけです。

外人はアメリカの日本食レストランに行くとこの3つのメニューを好んで食べます。

だから、外国の日本食レストランには、1つの場所で、寿司もてんぷらもテリヤキチキンもある意味不明なレストランが多いのです。

さて、外人のお客様が日本に来るんだけど食事はどうしようと思っている方。

朝ごはんは、ホテルのバフェで済ましていただいて、お昼はなんと言ってもハンバーガー。

なんだかんだ言って、我々が外国に行くと日本食に飢えるのと一緒なのです。

澄ました顔して食べると思いますが、本人は大喜びのはずです。

さて夕食です。

お寿司屋に連れて行けば間違いないでしょう。

お寿司屋さんにいっても、うにとか、甘エビとは食べません。というか食べれません。カッパ巻きなどの巻物中心に食べます。

はっきり言って高級店であろうと、大衆店であろうと本人たちはわからないし気にしません。

勘定を払う人の自己満足の問題でしょう。

気を使って、凝った料理を出す日本食に行ったとします。

多分、「Very Good !」とか、言って食べるはずですが、本人は全く味などわかってないか、無理して食べているかどちらかでしょう。

子供のころから、毎日ハンバーガーを食べて育っている人に、そんな繊細な味がわかるわけないのです。

ひどい事言うなーと思っている人もいることでしょう。では、今度外人がおすし屋さんで寿司を食べているのをよく観察してみてください。

寿司を醤油に浸して食べます。形が崩れて醤油の中に入っている寿司を、フォークで食べてます。わさびをてんこ盛りにして食べてます。そんな感じです。

気を使うとしたら、お店の内装でしょう。武家屋敷みたいなコテコテの内装の場所は大変喜びます。

特別な人(外国慣れしている人、日本通な人)以外は、ほとんど、適応するはずです。

お試しください。


<Phhoto> Guam クリフサイドビーチ

Guam、台風

2007-04-03 | Weblog
先日Guamで台風の予報が出ました。

島全体が震撼しました。


4年前の2003年、12月23日。

瞬間最大風速、350キロ。車のスピードに例えると350km。進行スピード7km。Guam島をぬけるのに24時間。

当時のブッシュ大統領がCNNで「ミクロネシア、Guam島が台風により壊滅状態。復興のための支援をする」と表明しました。

日本からも、5億円相当のテント、レトルト食品などの援助がありました。

何も支援がなければ、島自体が復興に3年は、かかっていたと言われています。

47日間、断水、電気が通らない生活が続きました。

私たちが住んでいるマンションは、台風シャッター(ベランダのシャッター)がなく雨水が浸水して、トイレの中に12時間監禁状態だったそうです。


日付変更線を中心に、西(アジア方面)は、タイフーン(台風)と呼び、東(アメリカ方面)は、ハリケーンと呼び、アジアでもインド方面は、モンスーンと言います。

トロピカルストーム(熱帯性高気圧)が、台風に変わり、いずれまた熱帯性高気圧に戻ります。

日本や、Guamなどの大きさでは対象になりませんが、大陸、内陸では台風は発生しません。

数年前、フロリダ半島で大きな被害があった、ハリケーン「カトリーナ」。

フロリダ半島は海に囲まれているの勢力が落ちずに大きな被害となりました。


この度、1時間ごとにアップデートされる台風の情報を聞きながら住民は対応を始めました。

この度の台風の名前は、「コンレイ」と呼ばれていました。

車のガソリンをいれて、水を買い込んで。

私も、友人の家に非難しました。

最終的に、Guamを反れて、日本の南鳥島方面近海に進み熱帯性高気圧に変わりました。

この度、十分な心の準備はできました。ここには弊社スタッフがいます。何が何でも守らなければなりません。

社内で至急、Guamにおいての台風の危機管理、対策マニュアルを作る方向で進んでいます。



<Photo> HollyWood チャイニーズシアター

お客様その4

2007-04-02 | Weblog
美容師さんにつくお客様は、その美容師さんによって,ある一定の法則があります。

多種多様なお客様を持てる美容師さんは皆無といいでしょう。

「俺は色々なお客様をもってるよ」言う美容師さん。それは勘違いです。また法則に外れた系統のお客様は長くは来てくれないでしょう。

洋服の趣味が違うとか、年齢に幅があるとか、色々な職業の人とか、、そういう多種多様ではありません。

強烈に自分の意見をアピールするお客様ばかりな美容師さん
気取ったお客様ばかりな美容師さん
お行儀のいいお客様ばかりな美容師さん
意地の悪いお客様ばかりの美容師さん
その他。

人間すべての人に好かれるのは不可能なことです。

自分がどのようなお客様をやりたいのかなどと思っているとしたらそれはサービス業をやる資格のないエゴイストです。

サロン美容師は、お客様に求められてナンボです。

自分の資質とどのようなお客様に好かれるかを知りそれに順応する事が、後々接客をバタバタさせず、落ち着いて営業に望めるコツでしょう。

<Photo> NewYork ブロードウェィ