from Los Angeles 世界を飛び周る美容人 Season 1

日本を飛び出して Los Agelesで26年、、 美容人、SeyfertUSA 山田 実の日々

大統領選挙、その2

2008-03-06 | Weblog
民主党では、ヒラリーさんとオバマ氏の激しい戦いが進み、オバマ氏が一歩リードしているのが現状です。

それに伴い、アメリカ国民のヒラリーさんに対する反発が激しくなってきています。


アメリカの世論、曰く。。


ヒラリーさんの政策と性格に問題があるといわれています。

あまりにも社会主義傾向が強いとか、過激なリベラルであるなどといわれていますが、政策の話は今回おいといて、


世論から反発をかっている性格についてですが。


先日の演説の中で、「私は、職業を持っている事にプライドがあり、家でクッキーを焼いているような生活はいやだ」などといっています。

アメリカは,1950年に第2次世界大戦が終わり、男性が職場に復帰してきました。

アメリカの女性上位は、女性にも学歴と職業の確保ということで1970年代のウーマンリブ運動で作られた虚像であるのです。

外国の人が思うほど、女性上位の社会ではなく、男性女性の社会的地位の平等を求めているという事。

実際、子供や夫にクッキーや、料理をふるまいそれを幸せと感じているアメリカ人女性はは沢山いるわけで。


また、演説など、対決調で、テンション高くて、肩肘張って、大きな声で相手を追い詰めていく。

それ比べて、オバマ氏は、穏やかで、癒し系でリーダシップを感じると世論は言っています。


確かに、30年、40年前のアメリカで求められていた、リーダーシップを取る人の性格は、ヒラリーさんのような人だったと思います。


私が今まで出会った素敵な女性美容師さんは、仕事ができて、穏やかで、人を押しのけることなく、

なのに人から信頼される、そんな人たちでした。


今の時代は、今のアメリカは、ヒラリーさんの様な女性が素敵だと思われないどころか、嫌悪感を持たれてしまうのが現状のようです。




<Photo> PiaHairSalon Tさんの手