ねぎやんのしま人のたわごとパ-ト2

視覚障碍者、ねっしーのあれこれ日記・・・

青春時代の歌

2024-03-27 20:31:21 | 日記

PC入れ替えに伴い

毎日フォルダの整理をしています。

そして、音楽フォルダなるものがあるのですが、

ずいぶん昔のから適当に気に入った曲を

入れています。

かなりの量になってしまいましたので、

その中も整理することにしました。

曲を自分の聞いていた時代(年代)に

合わせて分けていくというふうにして、振り分けています。

そうやっていくと、年代ごとに一つ一つの曲に

想い出が蘇って来ますよね。

自分のお金で買った最初のレコードは

俺たちの旅(中村雅俊)

ソウルドラキュラ

ビバアメリカ

この3枚のドーナツ盤(EP盤)ですね、

確か夏ごろに買いました。

先日、ご紹介しました新栄電気レコード店(家電店は別にあった)で購入しました。

そのお店は、半地下になっていて、入り口から降りていくんですね。

そのすぐ隣に赤札堂がありまして、そこに併設して

タイ焼きとたこ焼きを売っている売店があり、

毎日当時の大流行曲「泳げたいやきくん」が毎日かかっていました。

そこで、同級生の友人と会って

「ねぎやん、何買ったの?」と聞かれ

3枚のレコードを見せたのを覚えてます。

1976年の話です。

その年の思い出の曲は

当然「泳げたいやきくん」

とか、木綿のハンカチーフ(太田裕美)

きらめき(野口五郎)

千曲川(五木ひろし)

キラークィーン(クィーン)

悲しきフェルナンド(ABBA)

コンドルは飛んでいく(サイモン&ガーファンクル)

など、とにかくきりがありません。

そんな中、無理やりでもいちばんはどれだ?

と聞かれたら

無縁坂(グレープ)になろうかと思います。

もうすでに、私が知った時には解散していましたが、

知るきっかけとなったのは、その年の(1976年)夏の

林間学校で霧ケ峰へ行ったバスの中で友人が「精霊流し」を一緒に歌おうと言われてからです。

実はそれまで私は知りませんでした。

その友人が、解散コンサートのカセットテープをダビングしてくれて、毎日のように聴いていました。

そのカセットの中の無縁坂を聞いて、私も半べそをかいていた気がします。

それくらい、当時は感動していました。

中学2年生の時です。

その学校の同級生から

「ねぎやん、グレープ好きだよね?一番何の曲が好き?」と聞かれ

「ほおずき」と答えました。

あれ?

最初に好きな曲は無縁坂と言ってなかったっけ?

実は、ほおずきのギターがとっても好きで

練習していたこともあり、それで

ほおずき と答えたのでした。

 

すると彼は

「僕は無縁坂、すごく良い曲だよね、一番大好き」

私の人生において、結局彼と最後に交わした言葉となりました。

彼は、2学期の途中から来なくなり、情報もなく、まったく消息不明だったのです。

それから何十年もたって、彼は病気ですでに亡くなっていたことを知りました。

小学校の時から、よく遊んでいたのですが残念です。

グレープ ”無縁坂” が、彼を偲ぶ唯一の曲になりました。

曲一つ一つにも、その人なりの思い出が詰め込まれているのですよね。

そんなこともあって、先日、銘ライブ盤「三年坂」をCDで買いなおしたのでした。